大久保駅
駅舎(西側)
おおくぼ
Okubo
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大久保駅
配線図
凡例
↑伊勢田駅
4321
↓久津川駅
大久保駅(おおくぼえき)は、京都府宇治市広野町西裏にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB12[2]。 開業時は地上駅であったが、駅北側で交差する府道15号と平面交差しており、周辺で交通渋滞が頻発していたため1984年から1987年にかけて当駅前後の区間が立体交差化された[3]。それに伴い駅は約130メートル京都方に移設され、高架駅に切り替えられている[3]。 島式2面4線のホームを持つ、待避設備を備えた高架駅である[1]。ホーム有効長140m(6両分)[1]。改札口は1ヶ所のみ。東側に路線バス・タクシー乗場、自家用車駐車場を有す駅前広場を有し、西側は広い道路に面している。 地上時代の駅は府道15号線の南側に位置し、ホームの両端を踏切に挟まれており、5両編成までしか停車できなかった。高架化によってこの制約はなくなり、6両編成が停車できるようになった。 のりば路線方向行先
歴史
年表
1928年(昭和3年)11月3日:奈良電気鉄道桃山御陵前 - 西大寺(現・大和西大寺)間開通時に開業[4]。相対式2面2線の地上駅。かつての京都府久世郡大久保村と広野村の中間付近に設置された。
1963年(昭和38年)10月1日:会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となる[4]。
1984年(昭和59年)9月20日:高架工事 起工式[5]。
1987年(昭和62年)
10月15日:下り線高架化[1]。
10月22日:上り線高架化[1][6]。同時に島式2面4線化される[1]。
2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」使用開始[7]。
2020年(令和2年)6月7日:バリアフリー化に伴い、車イス対応トイレなどが改良された[8]。
駅構造
のりば
1・2B 京都線下り近鉄奈良・天理・橿原神宮前方面[9]
3・4上り京都・国際会館方面[9]
内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
駅舎東側から
改札口
ホーム
特徴
ダイヤ面
特急以外の全一般列車が停車する[10]。
京都線における急行の待避可能駅の一つであり、急行以下の列車による特急列車の待避や、急行と準急・普通列車の緩急接続が頻繁に行われている[10]。当駅以北の待避可能駅(向島駅、上鳥羽口駅)に急行は停車しないため、当駅と京都駅の間は特急に追い越されることなく急行が先着するダイヤとなっている。
駅設備・営業面
PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
特急券および定期券は専用の自動発売機にて即時購入可能で、夕方の一部時間帯は窓口での発券にも対応している[11]。
近鉄リテーリングが運営する有人売店設置駅(ファミリーマート近鉄大久保駅改札外店)に指定されている[11]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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