大ブエノスアイレス都市圏
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大ブエノスアイレス都市圏
Greater Buenos Aires
大ブエノスアイレス都市圏の衛星画像(夜間)

 アルゼンチン
自治体都市一覧を参照
面積
 ? 都市圏3,830 km2
人口([2][3])12,801,365[4]
 ? 都市圏13,641,973[1]
 ? 都市圏密度3,342.39人/km2

大ブエノスアイレス都市圏(西: Gran Buenos Aires[5] : GBA)は、 アルゼンチン都市圏首都圏)である。ブエノスアイレス市とブエノスアイレス州内の24のパルティード(ムニシピオの制度上の正式な名称)。

ブエノスアイレス市の東部にはラ・プラタ川が流れているため、都市圏は市の南部・西部・北部に拡大している。特に1945年から1980年にかけて起こったスプロール現象が広範囲の都市圏を形成し、2010年の国勢調査では都市圏内の24のパルティードに991万が居住している。ブエノスアイレス市を含めれば1280万人となり、アルゼンチンの人口全体(約4000万人)の約32%となる。
歴史

1948年、ブエノスアイレス州知事のドミンゴ・メルカンテがブエノスアイレス市周辺の14つのパルティードを覆う地域の境界を示す議案に署名し、大ブエノスアイレス都市圏(Gran Buenos Aires)という用語が初めて公式に使用された[6]。この用語は必ずしも定義が明確でない他の表現、ブエノスアイレス都市圏(英語: Buenos Aires' conurbation, スペイン語: Conurbano Bonaerense)、大ブエノスアイレス都市群(英語: Greater Buenos Aires Agglomeration, スペイン語: Aglomerado Gran Buenos Aires)、ブエノスアイレス大都市地域(英語: Metropolitan Area of Buenos Aires, スペイン語: Area Metropolitana Buenos Aires, AMBA)などの表現ともかかわっている。
定義.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}大ブエノスアイレス都市圏ブエノスアイレス市とその周辺の衛星画像(やや離れた右下の白箇所はラプラタ)

アルゼンチン国立統計・国勢調査機関(INDEC)が大ブエノスアイレス都市圏を定義している[7]。INDECによると都市圏内のパルティードは以下の3タイプに分けられ、最初の2タイプ(計24のパルティード)が伝統的な意味もしくは真の意味での都市圏を構成している。最後のタイプ(6のパルティード)は都市圏に加わる過程にある。
完全に都市化された14のパルティード



アベジャネーダ

サン・マルティン

ウルリンガム

イトゥサインゴ

ホセ・クレメンテ・パス

ラヌース

ローマス・デ・サモーラ



マルビナス・アルヘンティナス(スペイン語版)

モロン

キルメス

サン・イシドロ

サンミゲル

トレス・デ・フェブレロ

ビセンテ・ロペス



部分的に都市化された10のパルティード



アルミランテ・ブラウン

ベラサテギ

エステバン・エチェベリア

エセイサ

フロレンシオ・バレーラ



ラ・マタンサ

メルロ

モレーノ

サン・フェルナンド

ティグレ



まだ都市圏に含まれない6つのパルティード

都市化の継続や都市圏の成長によって、さらに6つの部分的に都市化されたパルティードが大ブエノスアイレス都市圏と完全に接続している。



エスコバル

ヘネラル・ロドリゲス

マルコス・パス



ピラール

プレシデンテ・ペロン

サン・ビセンテ



パルティード一覧

順位パルティード政庁所在地人口
(2010国勢調査)[8]人口増減率
(2001-2010)[8]
*ブエノスアイレス2,890,1514.1
1ラ・マタンササン・フスト1,775,81641.5
2ローマス・デ・サモーラローマス・デ・サモーラ616,2794.2


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