この項目では、岡村孝子の曲とそのシングル各種について説明しています。
岡村の同名のアルバムについては「夢をあきらめないで (アルバム)」をご覧ください。
田中美奈子の同名の自作曲については「SEASON (織田哲郎の曲)」をご覧ください。
「夢をあきらめないで」
岡村孝子 の シングル
初出アルバム『Andantino a tempo』
B面そよ風の季節
リリース1987年2月4日
1988年11月25日
(再発盤)
2001年6月20日
(再々発盤)
規格レコード
シングル・カセット
8cmCD
(再発盤)
マキシシングル
(再々発盤)
ジャンルニューミュージック、J-POP
時間4分42秒
レーベルファンハウス
作詞・作曲岡村孝子
プロデュースTakako Okamura &
Yukio Hiasa & Ebako Jr
チャート最高順位
50位(オリコン)
岡村孝子 シングル 年表
夏の日の午後(1986年)夢をあきらめないで
(1987年)迷路
(1987年)
公式音源
「夢をあきらめないで」
「夢をあきらめないで」(ゆめをあきらめないで)は、岡村孝子の通算5枚目のシングル。1987年2月4日発売。発売元はファンハウス(現・ソニー・ミュージックレーベルズ)。 同時発売のアルバム『Andantino a tempo』に収録された。当初はシングル・レコードとカセットの2形態でリリースされ、1988年11月25日に8cmCD[1]、2001年6月20日にマキシシングル[2]として再リリースされた。 「夢をあきらめないで」は、1982年に "あみん" として「待つわ」で歌手デビューを果たしたのち、1985年よりソロ歌手に転向した岡村にとって、代表曲のひとつである。アルバム『Andantino a tempo』と同時発売され、このアルバムにもB面曲とともに収録されている。 岡村は「ただの失恋ソングのつもりで作りました」とインタビューで語っているが、流行り廃りのない言葉で綴られている歌詞は、岡村本人の意図する解釈を超え、スタンダード・ナンバーへと成長した。岡村は「この曲を『応援歌』として捉えられることは、自分の意図とは違う方向へ一人歩きした感じがした時もありましたが、現在でもこの曲を愛してくれていることは凄く嬉しいです。現在ステージで歌うときは、皆さんへの応援歌としての気持ちで歌っているんです。」と16年後に語っている[3]。 B面曲の「そよ風の季節」は、沢口靖子に提供した曲のセルフカヴァーである。ただし、メロディが一部異なる。 テレビなどで使われることも多く、フジテレビ系情報番組『タイム3』のエンディングテーマや、武蔵高等予備校・東北電力のコマーシャルソングに使用されたほか、朝日放送・テレビ朝日共同制作の『熱闘甲子園』で使用されたりもした[注 1]。 朝日放送の高校野球中継における高校球児たちに対しての「好きな曲アンケート」では、本楽曲が第1位に選ばれた。このように応援歌的な人気があるほか、音楽の教科書に掲載されたこともあり、卒業シーズンの定番曲である。 広く知られる楽曲である一方、岡村がソロ・デビュー以降音楽番組に出演して歌うのが稀なことから、テレビ番組で紹介される場合の多くは商品化されたライヴ映像作品が使用される。 2007年に再結成された "あみん" として加藤晴子とともに出演したフジテレビ系バラエティ『SMAP×SMAP '07秋の豪華延長戦スペシャル』では、SMAPと一緒に歌う映像が放送された。 同年開催のライヴにおいても披露されており、その模様は『25th Anniversary Aming Concert Tour 2007 In the prime ?ひまわり?』のタイトルでDVD化された。 2005年、映画『逆境ナイン』の主題歌に使用。これを機にリマスタリングを施したシングルが2005年6月22日に「夢をあきらめないで 『逆境ナイン』 リマスタリング・バージョン」としてBMGファンハウスからリリースされた(詳細後述)。
オリジナル・バージョン
解説