夢で逢えたら_(テレビ番組)
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夢で逢えたら
A SWEET NIGHTMARE
別名夢逢え
ジャンル
バラエティ番組
構成廣岡豊、清水東
内村宏幸高須光聖ほか
ディレクター吉田正樹
星野淳一郎
小須田和彦
出演者ダウンタウン
浜田雅功松本人志
ウッチャンナンチャン
内村光良南原清隆
清水ミチコ
野沢直子
オープニングオープニング・ビデオクリップを参照
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー佐藤義和
編集石附順一
製作フジテレビジョン

放送
放送局フジテレビ系列
映像形式4:3
音声形式モノラル放送[注釈 1]
放送国・地域 日本
放送期間1988年10月15日 - 1991年11月30日

関東ローカル(木曜深夜枠)時代
放送期間1988年10月15日 - 1989年3月25日
放送時間金曜日 2:05 - 2:35(木曜深夜)
放送枠JOCX-TV2
放送分30分

全国ネット(土曜23:30枠)時代
放送期間1989年4月15日 - 1991年11月30日
放送時間土曜日 23:30 - 翌0:00
放送分30分
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『夢で逢えたら』(ゆめであえたら)は、フジテレビ系列で放送されていたフジテレビ製作のバラエティ番組である。

製作局のフジテレビでは1988年10月14日(10月13日深夜)から1991年11月30日まで放送された。
概要

後にお笑い第三世代の代表的存在となるダウンタウンウッチャンナンチャン清水ミチコ野沢直子が出演していた深夜番組。全国ネット以降のオープニング映像においては、番組タイトルに「A SWEET NIGHTMARE」という副題が付けられている。

番組構成は各回のテーマに沿ったコントが中心であり、1、2分単位のショートコントと連続ドラマ仕立ての長めのコントからなる。「ガララニョロロ」「伊集院みどり」「サービス」「タキシーズ」「ポチ&卍丸」など多数の人気キャラクターが生まれた。「バッハスタジオII」のコーナーでは当時起こっていたバンドブームの波に乗り、清水以外音楽経験のないレギュラー陣がバンドを結成して数々の課題曲に挑戦。講師として、ユニコーンTHE BOOMら売り出し中の若手人気バンドが数多く登場した。

番組タイトルは、NHKの往年のバラエティ番組『夢であいましょう』をもじったもので、当番組のプロデューサーを務めた佐藤義和が学生時代に見ていたこの番組を意識して名付けられた[1]。また、テーマに沿ったショートコント、音楽コーナー、ダンスという構成も『夢であいましょう』になぞらえたものである[2]

放送開始から半年間は関東ローカルで、フジテレビと一部の系列局のみで放送されていた。当初は金曜(木曜深夜)2時過ぎの放送だったためか、初期の視聴率は1%を切ることもあったが(初回平均視聴率は0.5%)[3]、徐々に人気が高まり、やがて5%を超えるようになった(最高平均視聴率は4.9%)。土曜に移って全国ネット化してからは、深夜番組としては異例の最高平均視聴率20.4%(初回平均視聴率は16.8%)[4]という高視聴率を記録した。
放送時間

いずれも日本標準時、フジテレビでの放送時間。

金曜 2:05 - 2:35 (1988年10月14日 - 1989年3月24日) - フジテレビでは『JOCX-TV2』枠で放送。東海テレビでも1988年11月から『スーパーナイト24』枠で放送。

土曜 23:30 - 翌0:00 (1989年4月15日 - 1991年11月30日) - 全国ネット化。これ以後、松下電器産業(現・パナソニック)の一社提供で放送されるようになった。[注釈 2]

出演者

全員レギュラーメンバー。基本的には全員が揃って出演していたが(野沢の降板以後は5人が出演)、1989年1月29日放送分ではダウンタウンが揃って休みを取った(詳細は後述)。また、同年2月10日放送分では浜田が休んだ。

ダウンタウン浜田雅功松本人志

ウッチャンナンチャン内村光良南原清隆

清水ミチコ

野沢直子 - 1991年3月23日放送分をもって降板。

歴代スタッフ

アートディレクター:永島佳

構成:廣岡豊、
清水東、藤井通、藤沢めぐみ、和泉光晴、奥山尚実、乙川恒樹、内村宏幸高須光聖、八田雅弘、長田充、小笠原英樹

音楽:西原均重村正道

振付:ただのあっ子

美術製作:永本允

デザイン:水上啓光

美術進行:石森慎司、金子隆、小野秀樹、林勇

大道具:黒木一行

装飾:高田修司、三浦清隆、日塔章

持道具:栗原美智代

衣装:石井久美子、木村直美

メイク:牧瀬典子

スタイリスト:多田えつ子

アクリル装飾:川島正義

タイトル:岩崎光明

ペイント:PKRAKOWER

TD:島本健司

カメラ:田中祥嗣

音声:間野目政孝

VE:高瀬義美、田中十内、田畑司、原啓教、大坪裕二

照明:春日叔之、北沢正樹

音響効果:戸辺豊、志田博英

編集:石附順一

MA:新野真、植松巌

プロデューサー:佐藤義和

ディレクター:星野淳一郎吉田正樹小須田和彦

制作協力:USSO

技術協力:ニユーテレス

制作著作:フジテレビ

オープニング・ビデオクリップ

土曜時代のオープニングでは主題歌を歌うバンドの演奏シーンと共に出演者個別の紹介ムービーが流れた。プロデューサーの佐藤が担当していたオレたちひょうきん族がEDテーマの曲名や歌詞に「土曜日」「土曜」「Saturday」といったキーワードが含まれていた事にならい、『働く男』以降のテーマの歌詞には「夢」が含まれている。最後の部分は一貫して、アウトロ部分で提供クレジットを表示し、曲が終わるとメンバーの一人がその週のテーマを叫ぶ構成となっていた。
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)」(サザンオールスターズ、1989年4月22日 - 1989年9月30日)
メンバーが寝起きのパジャマ姿(松本は浴衣)で静かにサザンのMVを眺める。曲に合ったけだるい雰囲気のオープニングであった。なお、モチーフは「女神達への情歌」のMVである。桑田佳祐役を内村が演じている。レギュラー放送の最終回企画となった1991年11月2日・9日・16日の「秋のリクエスト祭り」では2日放送分のオープニングとして流された(この時はラストカットの新聞記事のまま提供が表示された)。
フリフリ'65」(サザンオールスターズ、1989年10月7日 - 1990年3月24日)
前作「女神達への情歌(報道されないY形の彼方へ)」の時はMVの流用であったが、本作以降は完全に番組オリジナルの映像となる。メンバーそれぞれが異なるシチュエーションで登場し(朝食をとる南原、皿洗いをする清水、入浴する野沢、自画像を書く内村、トイレで用を足す浜田、将棋をする松本)、最後はメンバーとサザンオールスターズが立食パーティーを始めるが、乾杯と同時にいきなりワインを掛け合う。


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