夜桜さんちの大作戦
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夜桜さんちの大作戦

テレビアニメのロゴ
ジャンル少年漫画バトルアクション
サスペンスシュールコメディ
漫画
作者権平ひつじ
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ コミックス
発表号2019年39号 -
発表期間2019年8月26日[1] -
巻数既刊23巻(2024年4月現在)
アニメ
原作権平ひつじ
監督湊未來
シリーズ構成湊未來
キャラクターデザイン橋瑞紀
音楽藤本コウジササキオサム
アニメーション制作SILVER LINK.
製作夜桜さんちの大作戦製作委員会
放送局毎日放送TBS系列ほか
放送期間2024年4月7日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『夜桜さんちの大作戦』(よざくらさんちのだいさくせん、英語: Mission: Yozakura family)は、権平ひつじによる日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2019年39号より連載中[1]。キャッチコピーは「諜報家族コメディ」で、「スパイバトルコメディ」をコンセプトにしている。

2024年3月時点で世界累計発行部数が250万部を突破している[集 1]

2022年12月17日に開催された「ジャンプフェスタ2023」にてテレビアニメ化が発表された[2]
あらすじ

高校生である朝野太陽は、幼少期に家族を失ったショックから幼馴染の夜桜六美以外の他人と関わることを避けていた。ある日、ひょんなことから六美がスパイ一家・夜桜家の10代目当主である事実を知らされる。太陽は六美と結婚して夜桜家の一員となり、六美を狙う敵から六美を守るために奮闘し、自らも成長していく。
登場人物

担当声優は特記がない限り、テレビアニメ版での配役。
夜桜家

プロフィールは第5巻186・187ページ『夜桜兄妹プロフィール!!』より。ランキングは作中に登場する雑誌「スパイデー」「月刊スパイ」内のものに基づく。
朝野 太陽(あさの たいよう)→ 夜桜 太陽(よざくら たいよう)
声 -
川島零士(テレビアニメ[3]・ボイスコミック[4]) / 花江夏樹(ボイスドラマ[5])本作の主人公[6]。金級スパイ(22歳時点)。9月15日生まれ。16歳の高2で2年C組在籍。身長170p。血液はA型。アホ毛があり、左目に事故の際に付いた傷が残っている。14歳の時の交通事故で両親と弟を失った過去があり、その過去のトラウマにより六美を除く他人と話せなくなっていた。しかし、六美の兄の凶一郎に目を付けられたのを切っ掛けに六美と結婚(事実婚)を実行、夜桜家の一員となった。以降、夜桜家の客間を借りて生活しており[7]、夜桜家との交流を通して、スパイとしてのスキルを徐々に開花させていき、自らも「他人と会話出来るようになるなどの人間としての成長」「スパイとしての能力の覚醒→開花→万花繚乱」といった順に成長を遂げていく。第34話で銅級スパイとなり、第46話では百により致命傷を負うが、第47話で六美から血を分け与えられたことで蘇生。驚異的な動体視力と身体能力も手に入れた。第64話で万との特訓中に“開花”「硬化」[注 1]に覚醒。皮下(川下)との決戦では“開花”「再生」に手こずるも、最後は夜桜家の助けもあって拘束に成功した。しかしその際、皮下がつぼみと接触していたことを知ったことで苦悩するようになり、更に第89話で、夢の中でつぼみの良心から、つぼみを倒せる方法を皮下が知っていること、尋問を行うには銀スパイの免許が必要であることを知らされ、銀スパイ昇格試験に挑むことを決意[注 2]。銀スパイ昇格試験では辛三・二刃・凶一郎に対して受験者として向き合い、銀スパイとなる。更に最終試験中に、皮下との決戦の際に図らずしもつぼみの血を取り込んでいた事から、“万花繚乱”にも覚醒した。開花によって夜桜 百に攻撃が通用する。第170話では5年の月日が流れ22歳となっており、六美との間に子供ができている。また、この時点で金級スパイとなっている。
夜桜 六美(よざくら むつみ)
声 - 本渡楓(テレビアニメ[3]・ボイスドラマ[5]) / 岩橋由佳(ボイスコミック[4])本作のヒロイン[6]。6月6日生まれ。太陽の幼馴染にして同級生でもある少女。2年C組在籍で、出席番号は16番。スパイ一家・夜桜家の第六子(三女)にして、10代目当主でもある。身長163cm。血液はA型。長髪の左にある白い髪は、幼少期の事故のストレスによるものである。ただ、歌は苦手で、ある程度の護身術は身に着けているものの戦闘能力は皆無。太陽とは小学生の頃からの付き合いで、両親を失い落ち込む太陽を何かと気に掛けていた。長兄である凶一郎の異常なシスコンぶりには頭を痛めており、太陽が凶一郎に目を付けられたのがきっかけで、二刃の提案で太陽と結婚(事実婚)した。その後は高校でおしどり夫婦と呼ばれるほど、太陽と仲良く暮らしてる。第170話では5年の月日が流れ22歳となっており、太陽との間に子供が生まれ、2児の母となっている。
夜桜 あるふぁ(よざくら あるふぁ)
第170話から登場。太陽と六美の子供。4歳。ひふみの双子の弟。頭がいい。武器は、凶一郎にもらったαウォッチ。普段はひふみの行き過ぎた愛に疲れている。
夜桜 ひふみ(よざくら ひふみ)
第170話から登場。太陽と六美の子供。4歳。あるふぁの双子の姉。あるふぁが大好きで、あるふぁ館というあるふぁの写真だらけの部屋があり、時より凶一郎の愛の行き過ぎた発言に共感していることもある。武器は、凶一郎からもらったひふみよーよー。


夜桜 凶一郎(よざくら きょういちろう)
声 - 小西克幸(テレビアニメ[3]・ボイスドラマ[5]) / 比上孝浩(ボイスコミック[4])夜桜家の第一子(長男)。金級スパイ。1月1日生まれ。21歳。身長185p。血液型A型。太陽や六美の通う学校では教頭先生の「昼川 凶一郎(ひるかわ きょういちろう)」という名で通し、若くして教頭になった優秀な人として知られている[8]。現在、この設定はあやふやになっており、作品内で七悪にメタとして扱われている。第一子ということもあって、戦闘力・知力共に夜桜家で最も優秀な逸材。「女性スパイが選ぶ狙われてみたい男ランキング」にて不動の1位をとるなど人気が高いと同時に他のスパイ関係者からは蛇蝎のごとく嫌われている。普段は常に笑みを絶やさない好青年だが、常軌を逸したシスコンで、六美を溺愛し六美に近づくものは全て敵だと考えている。これは、過去に六美が事件に巻き込まれて守れなかった自責の念(トラウマ)によるものである。しかしその度を超えたシスコンから、当の六美には気味悪がられている上に極力避けられており、嫌五から毛嫌いされるなど、長女・二刃をはじめとする他の兄弟達から問題人物として扱われている。また学生時代は生徒会長であったが、支持率は0%であだ名は「ゴミ」・「クズ」・「カス」であった。小さな子供に弱く、幼児化した太陽の可愛さと普段の敵意から頭がショートしたり、アイへのプレゼントを選ぶ際に厳選し過ぎて疲労困憊になるなど、普段は異なる一面を見せることもある。太陽に対しては六美の幼馴染ということもあり見逃していたが、「六美を長年近くで狙う奴がいる」という情報が入って以来、強い不信感と恨みを抱いている。その一方で、太陽にスパイとしての心得を説くなど、先輩スパイとしての一面を見せることもある。つまり、何だかんだと言いながらも太陽と六美の2人を「夫婦」と認め、2人を守る意思は本物。「鋼蜘蛛」と呼ばれる鋭利な鋼線を自在に操り、戦闘や敵対者への拷問、太陽へのお仕置きに活用している。なお、蜘蛛に因んだ武器を持つにも関わらず、蜘蛛が苦手。太陽の銀スパイ昇格試験では最終試験[注 3]を担当。太陽が銀スパイとなる真の目的を見抜いており、そのことで太陽を動揺させるが、それによって太陽が自身が座っている椅子を奪おうとする暴挙に出たため、交戦。「女神の巣」(あらくね)で太陽の攻撃を凌ぎ、勝負あったと思われたが土壇場で太陽が「万花繚乱」に覚醒。「女神の巣」に少し傷を入れられたことで太陽の覚悟を改めて実感、紅茶も尽きたこともあり、太陽の試験合格を認めた。その後、単独で百や歴代当主と対峙、全員倒したもののその際につぼみの血による毒に感染したため、太陽達の前で一時消息不明となったが太陽の万花繚乱により解毒された。同じ権平の漫画でもある『ポロの留学記』にも、別人ではあるが鬼村凶一郎といった人物が登場している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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