夜明けの旗_松本治一郎伝
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夜明けの旗 松本治一郎伝
監督
山下耕作
脚本棚田吾郎
野波静雄
出演者伊吹吾郎
浜村純
毛利菊枝
滝田裕介
田中邦衛
長門勇
檀ふみ  
音楽木下忠司
撮影増田敏雄
編集堀池幸三
製作会社東映京都撮影所
配給東映
公開 1976年10月16日
上映時間110分
製作国 日本
言語日本語
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『夜明けの旗 松本治一郎伝』(よあけのはた まつもとじいちろうでん)は1976年10月16日に公開された日本映画部落解放同盟東映の提携作[1]カラーワイド。 
概要

「部落解放の父」と呼ばれた松本治一郎十回忌を記念して企画された[2][3][4]実録路線の一種であるが[5]部落解放同盟の団体動員が見込めると岡田茂東映社長が製作させた[5][6][7]
キャスト

松本治一郎伊吹吾郎

松本次吉:浜村純

松本ちよ:毛利菊枝

松本次七:滝田裕介

松本鶴吉:品川隆二

大谷虎松:田中邦衛

下田半三郎:長門勇

下田清(子供):道井和仁

下田清(成人):山田政則

花田慈円:小池朝雄

宮崎友五郎:北村英三

木下:鳥巣哲生

野村:野口貴史

斎藤:根岸一正

和田:大矢敬典

村松きぬ:小泉洋子

梅津ヒデ:奈三恭子

浅見:大木悟郎

西谷:友金敏雄

牛坂:北川俊夫

葉村佑介:岡田裕介

矢頭タキ:檀ふみ

田上大佐:山本麟一

内海大尉:室田日出男

山路退役少将:神田隆

緒方検事:菅貫太郎

清水:穂高稔

人夫A:片桐竜次

人夫B:森源太郎

部落の青年A:畑中伶一

部落の青年B:森谷譲

刑事:岩尾正隆

伊沢一郎

遠藤太津朗

スタッフ

製作:
岡田茂

企画:高岩淡日下部五朗、本田達男、佐藤雅夫

脚本:棚田吾郎、野波静雄

音楽:木下忠司

撮影:増田敏雄

美術監督:鈴木孝俊

美術:佐野義和、園田一佳

録音:中山茂二

照明:金子凱美

編集:堀池幸三

助監督:俵坂昭康

スチール:木村武司

進行主任:俵坂孝宏

協力:部落解放同盟

製作:東映京都撮影所

監督:山下耕作

配給:東映

製作

1976年の東映は岡田茂東映社長が悪名高い健全喜劇・スポーツ映画路線を敷いたが[8][9][10][11][12]、大コケ続きで[9][13][14][15][16]、軌道修正が打ち出され[3][11][15]、1976年7月19日に行われた定例番組発表会で、岡田が業界記者団に「今はドラマ性の強い作品は世界的に当たらない。ヒット作の傾向は全部"見せもの"映画ばかりだ。これからは洋画のヒット作の趨勢と呼応する"話題性"を軸にした"見世物映画"を香具師の精神で作品を売っていく。下半期は、実録ものをさらにドギツク、リアルにしたドキュメンタリー・ドラマ路線を新設する」等と一時間捲し立てた[11][13][14][17][18][19][20]。この会見で東映下半期のラインナップとして、『徳川女刑罰絵巻・股裂きの刑』(『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』)、『戦後やくざ私刑残酷史』(『やくざ残酷秘録 片腕切断』)、『処女の刺青』(多岐川裕美主演で企画されたが素人を使ったドキュメンタリーに変更された[21])、『安藤昇のわが逃亡とSEXの記録』、『暴力ファミリー日本の首領』(『日本の首領』)など、どぎついタイトルを並べたが[13]、本作もこの時、『夜明けの旗・松本治一郎伝』というタイトルで発表された[17][13]


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