夜ノヤッターマン
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タイムボカンシリーズ
通番題名放映期間
第9作ヤッターマン2008年1月
- 2009年9月
第10作夜ノヤッターマン2015年1月
- 2015年3月
第11作グッド・モーニング!!!
ドロンジョ
2015年3月
- 2016年3月

夜ノヤッターマン


アニメ
原作タツノコプロ
監督吉原達矢
シリーズ構成ふでやすかずゆき
脚本ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン後藤圭佑
メカニックデザイン雨宮哲、川原智弘
城前龍治、小川浩
秋篠Denforword日和
音楽加藤達也
アニメーション制作タツノコプロ
製作夜ノヤッターマン製作委員会
放送局#放送局参照
放送期間2015年1月11日 - 2015年3月29日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『夜ノヤッターマン』(よるノヤッターマン、英語表記:Yattarman Night)は、2015年1月11日から3月29日まで、TOKYO MX読売テレビ(ytv)ほかにて全12話が放送された、タツノコプロ制作のテレビアニメ

キャッチコピーは「ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!」。
概要

1977年から1979年にかけて制作・放送されたテレビアニメ『ヤッターマン』を原典としたスピンオフ作品。

2014年10月20日にティザーサイトが開設され、当初は公開媒体などは未定だった[1]が、同年11月28日にテレビアニメ化や主要声優陣が発表された[2]。本放送の前週にはタイムボカンシリーズの歴史や各作品の名場面を振り返り、本作品の紹介を行う特別番組『超豪華!タイムボカンシリーズ大集結! 夜ノヤッターマン祭』が放送された。

『ヤッターマン』を原典としたリメイク作品は、それまでにも2008年放送のアニメ第2作目日本テレビ(NTV)系列)や、2009年公開の実写映画版(全国松竹日活系)が制作されてきたが、本作品では先行するそれらの作品とは趣を異とし、「新たな世代のドロンボーと新たなヤッターマンの誕生を描く物語」[3]と銘打たれている。こうしたコンセプトを反映し、本作品ではおおむね原典を踏襲してきたそれまでのリメイク作品とは異なり、基本設定や世界観に大幅な変更とアレンジが施されている。
主役がドロンボー一味
本作品では、ヤッターマンを始め、従来のタイムボカンシリーズの主役である正義の味方たちと戦い続けた「悪玉」、いわゆる「三悪」の代表格とも言える「ドロンボー一味」を主役に据え、同時に「かつてのドロンボー一味の末裔」という設定にも表わされているように、かつてのヤッターマンとドロンボー一味との戦いから時代が下った世界を物語の舞台として設定している。
ドロンボー一味の声優を総入れ替え
それまでのシリーズ作品で一貫して「三悪」の声を演じ続けてきた小原乃梨子八奈見乗児たてかべ和也から、本作品では前述した「ドロンボー一味の末裔」という設定に合わせ、新たに喜多村英梨平田広明三宅健太が「新生ドロンボー」を演じる。また、ドクロベエについても、2011年に死去した滝口順平に代わり、モノマネタレント・ホリが起用されている。本作品の終了後も、サンスリー開発のパチンコ『CRヤッターマン』や、『タイムボカン24』などの後続のテレビシリーズにおいても引き続き同じ声優陣が起用された[4]
善悪・主人公と敵役の逆転
本作品ではヤッターマンの作った王国が歳月の経過と共に民衆にとっては楽園ではなくなったとされ、ドロンボー一味が「善玉」のような立ち位置で描かれており、それまでのシリーズ作品とは善悪、そして主人公と敵役の立場が完全に逆転した構図となっている[注 1]

上記のほか、第2作目で善玉側キャラクターを演じていた吉野裕行[注 2]伊藤静[注 2]たかはし智秋[注 3]の声優3人が本作品でも引き続き起用されており、いずれもドロンボー一味に協力するキャラクターを演じる。
ストーリー

伝説のヒーロー・ヤッターマンが悪のドロンボー一味との戦争に勝利し、デッカイドーに作った国ヤッター・キングダムは、かつてヤッターマンが持っていた正義の心を忘れ、悪政を敷いて住人たちを虐げるディストピアと化していた。

ヤッター・キングダムの対岸にある辺境の小さな村で生まれ育った少女・レパードは、ヤッターマンの正義とヤッター・キングダムが天国のような国であることを信じ、不治の病に侵された母・ドロシーを助けるべく薬を求めに向かう。ところが、レパードたちが海峡を越えた時、ヤッターマンのようなシルエットを持つ二人組の人物(ヤッター兵)が無慈悲に光線銃を発砲、必死に言い募ろうとするレパードを一顧だにせず追い返した。そして治療の手だてがなくなった母は、そのまま帰らぬ人となってしまう。

この出来事から困っている自分たちを見捨てたヤッターマンを母の仇として恨み、過去においてヤッターマンと争っていた先祖のドロンボー一味が正義と考えるようになったレパードは、自身の先祖である女リーダーの名「ドロンジョ」を名乗り、先祖の部下だった「ボヤッキー」の子孫・ヴォルトカッツェ、「トンズラー」の子孫・エレパントゥスと共に、新生ドロンボー一味を結成してヤッター・キングダムへ乗り込む。

その後、ヤッター・キングダムで偶然出会ったガリナとアルエットも加えて五人となった一行は、ヤッターマンに仕返しの「おしおき(デコピン)」をするため、ヤッター・キングダムの首都ヤッター・メトロポリスを目指す。その旅の先々でヤッター・キングダムの人々と出会い、彼らがヤッター十二神将率いるヤッター兵によって悲しみの淵に追いやられていることを知った一行は、自分たちがなすべきことはヤッターマンにデコピンをすることではなく、ヤッターマンを倒すことであると思いを新たにする。

その後、紆余曲折の末にヤッター・メトロポリスへたどり着いた一行であったが、彼らを待っていたのは、倒すべき「ヤッターマン」はすでになく、かつてのドロンボー一味が仕えていたボス・ドクロベエがヤッターマンに成りすましてヤッター・キングダムを創設・支配していること、またドクロベエがヤッターマンを倒すために戦争を起こし、役に立たないという理由でレパードたちの先祖を辺境の地に追放した張本人だという事実であった。このことを知ったドロンボー一味とガリナたちは、この世界を解放するためにドクロベエの打倒を決意する。

しかしドクロベエを倒すためには五人の力だけでなく、ヤッター・キングダムで苦しんでいる人々の協力が必要であった。とはいえ、ヤッター・キングダムでは「ドロンボー一味=悪」という考えが染みついており、いくらレパードたちが真実を声高に叫んでも人々は聞く耳を持たない。人心を掌握するためには、真の正義のヒーローであるヤッターマンを復活させる必要があると考えたガリナは、アルエットと共に新たなヤッターマンを名乗ることを決める。

しかし、二人がヤッターマンを名乗るということは、五人が一緒にいられる機会が今後二度と訪れなくなることを意味していた。そのことをそれぞれが噛み締め、理解した上で、レパードたちは最初で最後の「ヤッターマンとドロンボー一味の共闘」で諸悪の根源たるドクロベエを倒すべく、最後の決戦に臨む。
登場キャラクター
新生ドロンボー一味

ヤッターマンにおしおきをするべく、レパードが自分たちの先祖が名乗っていた組織の名前を復活させた。登場時の口上は「清く正しく美しく、ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない。闇を払い、この世界に新たなる夜明けを!」。これは第1作目や第2作目におけるヤッターマン登場時の口上とほぼ同じである。
レパード / ドロンジョ
- 喜多村英梨本作品の主人公。ドロンジョの子孫である9歳の少女[5]。一人称は「私」または「あたし」。母・ドロシーの教育もあって、素直で優しい心を持って育った。非常に聡明で真っ直ぐな性格をしており、弱気を見せるガリナを一喝するなど、強いリーダーシップも持ち合わせている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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