夜の訪問者
De la part des copains
Cold Sweat
監督テレンス・ヤング
脚本ドロシア・ベネット
『夜の訪問者』(よるのほうもんしゃ、原題: De la part des copains, 米題: Cold Sweat)は1970年のイタリア・フランスのサスペンス映画。監督はテレンス・ヤング、出演はチャールズ・ブロンソンとリヴ・ウルマンなど。リチャード・マシスンの1959年の小説『夜の訪問者』(Ride the Nightmare)を原作としている。 貸し船屋ジョー・マーティンは、夜遅くに家に帰ると妻ファビエンヌから無言電話があったと聞く。 ジョーはかかってきた電話に出ると、ファビエンヌに2階に行くよう言う。2階に上がったファビエンヌは、物音を聞き1階に降りると、見知らぬ男がジョーを殴り倒していた。その男はジョーの知り合いだという。ジョーは目を覚ますと、隙を見せた男を殺す。そして、ファビエンヌと死体を崖に捨てに行った。家に帰ると、ロス、カタンガ、ファウストがいた。その3人と殺した男は、ジョーが刑務所で出会った脱走仲間だった。ロスらはファビエンヌと娘のミシェールを人質にとり、裏切って逃亡したジョーに借りを返す意味で、悪事に手を貸すようにいう。 翌日、カタンガと船に乗りアヘンを取りに行くふりをし、カタンガを眠らせ空港に向かう。空港で、ジョーはロスの愛人モイラを待っていたファウストを気絶させ、モイラを誘拐し小屋に監禁する。ロスにモイラを誘拐したことを話し、妻と娘を開放するように言った。ジョーは妻と娘を連れて、ロスらとモイラを監禁した小屋まで行く。そこで、カタンガが銃を乱射しファウストが死に、ロスが重傷を負う。カタンガは死が迫ったロスを見捨て金を持ち逃げしようとするが、ロスが阻止する。ジョーは妻らをロスにまかせ、モイラと街に行き医者を連れてくることになった。ロスは死に際、ファビエンヌとミシェールを逃がすが、カタンガが追ってくる。ファビエンヌは枯草に火をつけ、カタンガをまく。医者を連れ戻ってきたジョーだったが、ロスはすでに死んでいた。カタンガに銃で脅され、船で目的地に連れて行くよう言われたジョーは、船で信号拳銃を見つけると、カタンガに向けて撃つ。火だるまになったカタンガは金と共に海に消えた。その後、ジョーは妻と娘を連れパリ祭の人ごみに入っていった。 役名俳優日本語吹替
ストーリー
キャスト
TBS版[6]日本テレビ版?版[7]
ジョー・マーティンチャールズ・ブロンソン瑳川哲朗大塚周夫
ファビエンヌ・マーティンリヴ・ウルマン中西妙子武藤礼子
ロスジェームズ・メイソン早野寿郎鈴木瑞穂
モイラジル・アイアランド小沢紗季子有馬瑞子小原乃梨子