多度津駅
駅舎(2018年10月16日)
たどつ
Tadotsu
多度津駅
たどつ
Tadotsu
(2.2 km) 浜多度津►
所属事業者日本国有鉄道(国鉄)
所属路線予讃本線(貨物支線)
キロ程0.0 km(多度津起点)
開業年月日1913年(大正2年)12月20日[5]
廃止年月日1979年(昭和54年)7月1日[6]
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多度津駅(たどつえき)は、香川県仲多度郡多度津町栄町三丁目にある[7]、四国旅客鉄道(JR四国)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。駅案内パネルのコメントは「四国鉄道と少林寺拳法発祥の駅」。
概要となっている。土讃線は当駅が起点であるが、予讃線高松駅方面へ直通する列車が数多く設定されている。全特急列車が停車する。駅番号は予讃線がY12、土讃線がD12である。
車両工場(多度津工場)[7]と多数の留置線が併設されたJR四国の要衝であり、乗務員区所である多度津運転区も併設されている[7]。予讃線高松方面から続く複線区間はこの駅で終わり、予讃線松山方面や土讃線方面は単線になる。
かつては高松駅発着・岡山駅発着特急列車がこの駅で分割・併合を行っていた[10]。2002年(平成14年)3月23日のダイヤ改正後にその役割は宇多津駅に移されたが[10] 、特急「しおかぜ」・「いしづち」の下り4本・「南風」・「しまんと」の下り1本は現在も当駅で併合を行っている。また、当駅は2017年4月に運転を開始した観光列車四国まんなか千年ものがたりの始発・終着駅となっている[11][12]。
歴史
1889年(明治22年)5月23日:私鉄讃岐鉄道の駅として、丸亀駅 - 琴平駅間の開通時に開業[3][4][13]。
開設当初は、阪神方面からの航路に接続するため港に近接した場所(後の浜多度津駅の場所[4])に設置され、線形がスイッチバックとなっていた。また、駅構内に車両修繕工場(現・多度津工場)が開設されている。
1903年(明治36年):山陽鉄道が尾道駅 - 当駅間に航路を開設。
1904年(明治37年)12月1日:讃岐鉄道が山陽鉄道に買収され、同社の駅となる[14]。
1906年(明治38年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官設鉄道(後の日本国有鉄道)の駅となる[4][14]。
1910年(明治43年)6月12日:宇高連絡船(宇野駅 - 高松駅間)開設[14]により、尾道駅 - 当駅間航路を民間に譲渡。
1913年(大正2年)12月20日:当駅 - 観音寺駅間開通。それに伴い当駅をスイッチバックせずに運転出来る現在地に移転[4]。旧駅施設を流用し、貨物駅の浜多度津駅が開業[5]。
1969年(昭和44年)10月1日:配達取扱廃止[4]。
1971年(昭和46年)4月1日:貨物取扱廃止[4]。
1979年(昭和54年)7月1日:当駅 - 浜多度津駅間の貨物線を廃止[6]。但し、全線が多度津工場への構内側線として現在まで使用されている[6]。
1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止[4]。