ドイツの行政機関外務省
Auswartiges Amt
ベルリンの本庁舎の入り口
役職
外務大臣アンナレーナ・ベアボック
概要
所在地ベルリン市 ミッテ区
年間予算58億2600万ユーロ(2019年) [1]
設置1870年
ウェブサイト
⇒公式サイト
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ドイツ外務省ベルリンにあるドイツ外務省庁舎(中央および左の建物。左の建物は第二次世界大戦まではドイツ帝国銀行の本部、東ドイツ時代は支配政党の社会主義統一党本部として使用されていた)
現在のドイツ外務省は、1870年設立の北ドイツ連邦外務省及びドイツ統一後の翌1871年にそれを引き継いで設立されたドイツ帝国外務省に起源を持つ。ドイツ帝国成立直後は、外交家としても辣腕を揮った鉄血宰相ビスマルクによって指導され、外務省内には、政務・経済局と法務・領事局が設置されていた。
第一次世界大戦後に発足したワイマール共和国では、外務省官制も再編成され、より近代的な官僚制に移行した。1933年のナチス政権成立直後は、従来からの外務省及びヒトラーの外交顧問であったヨアヒム・フォン・リッベントロップの個人事務所である「リッベントロップ事務所」による「二元外交」が一時出現したが、1938年にはリッベントロップが外相に就任し、形式的には外務省に外交が一元化された。
第二次世界大戦後のドイツ東西分裂により、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)では1951年3月15日ボンに外務省を設置した。ドイツ再統一がなると、1999年にベルリンの旧ドイツ社会主義統一党本部ビル(旧ドイツ帝国銀行本店)に中央機能を遷し、現在に至っている。 詳しくは、ドイツの在外公館 Diplomatic missions of Germany
在外公館
ドイツ外務省は、ベルリンに本庁舎を設置するとともに、世界各国に大使館、領事館、その他外交代表部など計226ヶ所の在外公館を設置している。また、無報酬の名誉領事(現在354人)を任命し、親善に努めている。 詳しくはドイツの外相一覧 List of German foreign ministers
歴代外務大臣
所属政党: キリスト教民主同盟(CDU) ドイツ社会民主党(SPD) 自由民主党(FDP) 同盟90/緑の党(Grunen)