夏山八幡宮
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夏山八幡宮

社殿
所在地愛知県岡崎市夏山町字宮本
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度56分30.1秒 東経137度18分40.3秒 / 北緯34.941694度 東経137.311194度 / 34.941694; 137.311194 (夏山八幡宮)座標: 北緯34度56分30.1秒 東経137度18分40.3秒 / 北緯34.941694度 東経137.311194度 / 34.941694; 137.311194 (夏山八幡宮)
主祭神応神天皇、天津日子根命、天照大神、多紀理姫命、市寸嶋姫命、多紀津姫命、住吉大神[1]
社格等郷社
創建継体天皇25年(531年
本殿の様式一間社流造[2]
主な神事夏山八幡宮火祭り
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夏山八幡宮火祭り

夏山八幡宮(なつやまはちまんぐう)は、愛知県岡崎市夏山町にある神社10月に行われる火祭りで知られる。
概要

531年継体天皇25年)に天津日子根命を祀ったのが始まりとされる[3]

880年元慶4年)、応神天皇市寸島比賣命多岐都比賣神住吉大神を合祀し、王宮八幡宮と称したが、のちに現在の名前に改められたという[3][4]

1872年明治5年)10月3日近代社格制度に基づき郷社に列した[3]額田郡の祖神を祀る神社とされる[5]

同社には880年(元慶4年)8月14日の日付がある棟札が現存しており建立時期を示す史料とされる[6]。現在、日本最古とされる棟札は中尊寺に伝わる1122年保安3年)のものとされるが、文字が不明瞭でどの建物のものであったかは不明[7]。これに続き、中尊寺金堂の1124年天治元年)のものも知られているが、書かれた年号だけ見れば同社のものの方が古いため、戦前には渡辺世祐による鑑定が行なわれたものの年代は断定されなかった[6]。現在では、文面から同時代のものとは確定し難いとされており、後代に書き写されたものではないかとも考えられている[6]。この棟札は1937年昭和12年)に催された名古屋汎太平洋平和博覧会にも出品された[6]

1894年(明治27年)、一間社流造の本殿が建てられた。1935年(昭和10年)、神楽殿が建立[4]

2012年平成24年)10月20日、新しい拝殿の竣工奉祝祭が行われた。
夏山八幡宮火祭り詳細は「夏山八幡宮火祭り」を参照
脚注^ 『新編 岡崎市史 額田資料編 T 文化財・考古・中世城館』岡崎市役所、2010年3月31日、40頁。 
^ 『新編 岡崎市史 額田資料編 T 文化財・考古・中世城館』岡崎市役所、2010年3月31日、206頁。 
^ a b c 愛知縣額田郡誌、pp.353
^ a b “第2章07 額田地区の山里のくらしにみる歴史的風致” (PDF). 岡崎市歴史的風致維持向上計画. 岡崎市. 2022年6月3日閲覧。
^ “夏山八幡宮火まつり”. 岡崎おでかけナビ. 岡崎市観光協会. 2022年1月5日閲覧。
^ a b c d 額田町史、pp.188-189
^ “棟札とは”. コトバンク. 2013年1月21日閲覧。
[脚注の使い方]
参考文献

『額田町史』額田町史編集委員会、
1986年11月1日

『愛知縣額田郡誌(復刻版)』千秋社、2003年


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