夏のあらし!
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夏のあらし!
ジャンル
タイムトラベルコメディ
漫画
作者小林尽
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊ガンガンWING
月刊ガンガンJOKER
レーベルガンガンウイングコミックス
ガンガンコミックスJOKER
発表号2006年10月号[1] - 2010年10月号[2]
発表期間2006年8月26日[1] - 2010年9月22日[2]
巻数全8巻
アニメ:夏のあらし!(第1期)
夏のあらし! ?春夏冬中?(第2期)
原作小林尽
監督新房昭之
シリーズディレクター大沼心(第1期 - 第2期7話)
石倉賢一(第2期8話 - 13話)
シリーズ構成高山カツヒコ
キャラクターデザイン大田和寛
音楽ken sato
アニメーション制作シャフト
製作夏のあらし!製作委員会
放送局テレビ東京および系列各局
放送期間第1期: 2009年4月5日 - 6月28日
第2期: 2009年10月4日 - 12月27日
話数第1期: 全13話
第2期: 全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『夏のあらし!』(なつのあらし!)は、小林尽による日本漫画。また、それを原作としたアニメ作品。古い喫茶店「方舟」(はこぶね)を舞台とする、現代人の少年と、日本本土空襲の暗い過去を引きずり過去と現在を行き来する幽霊の少女の物語。

スクウェア・エニックス月刊ガンガンWING』にて、2006年10月号より連載を開始したが、同誌が2009年5月号をもって休刊したことに伴い、後継誌の『月刊ガンガンJOKER』へ移籍して2010年10月号まで連載された。

テレビアニメが、2009年4月から6月(一部局では7月)までと同年10月から12月(一部局では翌年1月)まで、テレビ東京系列各局にて放送された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年9月)(使い方

夏休みを利用して横浜の祖父の家に泊まりに来た八坂一。彼はたまたま涼みに入った喫茶店の従業員・嵐山小夜子に一目惚れをしてしまう。とあるきっかけで小夜子が一に触れた瞬間、2人の間に雷のような衝撃が走る。あらしは「通じた!」と声を漏らすと、驚いた一を外へ連れ出す。そのまま2人で裏山を駆け抜けると、目の前には現代の日本だとは思えない風景が広がっていた……。
登場人物
嵐山 小夜子(あらしやま さよこ)
- 白石涼子[3]本作のヒロイン。通称:あらし。喫茶店「方舟」で働く、黒のロングヘアが似合う古風な美少女。飄々とした性格だが、凛とした雰囲気を持っている。実は毎年夏だけに現れる幽霊で、60年前(戦中、1940年代前半)に亡くなった女学生。過去へタイムトリップできる特性を身に付けている。当時は高等女学校に通っており、そのころから容姿は変わっていない。すでに死んでいるため、カメラやビデオを撮ってもノイズが入り映らない。何故こうなってしまったのかは、横浜大空襲がきっかけであること以外は本人も理解しておらず、その真相を探るために八坂と共に60年前へのタイムトリップを繰り返し行う。その際に本来亡くなるはずであった人々を救っているが、それが歴史を狂わせる可能性も理解しており、内心では葛藤を抱えている。後に、この問題はある程度解消される。八坂に教えられてスケボークレーンゲームにはまるなど、チャレンジ精神は旺盛で負けず嫌い。一般常識に疎くスキがあり、そこが男心をくすぐるとのこと。外出の際はもっぱらスケボーに乗っており、着物のままでも楽々と乗りこなしている。現在は八坂の祖父の家に居候。1940年(昭和15年)の時点では八坂と同い年(13歳)なので、1926年から1927年(昭和元年から2年)の生まれと思われる。年の離れた海軍少佐の兄・麟太郎がおり、実家はかなりの資産家である。八坂と山代が丸山の仮説を読み解いたことで、60年前の身体に戻る決意をする。横浜大空襲の日、八坂と共に潤と未来のカヤを救出するが、八坂を庇った時に致命傷を受け、唯一元の身体に戻ることができず消滅してしまう。しかしその後、八坂との再会を果たした。
八坂 一(やさか はじめ)
声 - 三瓶由布子[3]本作の主人公。四角いメガネがトレードマークの13歳(中1)の少年。普段は父方の実家である広島県の呉市海事歴史科学館の近くに居住しており、横浜は母方の実家である。夏休みに祖父の家へ身を寄せた際、あらしに一目惚れしたことから彼の非日常が始まった。彼女と“通じた”ため、一緒に「方舟」の従業員を務めながら、60年前の真相を解き明かす手伝いをする。人付き合いが良く、初対面の人間にも気さくに話しかけたり、ノリが良かったり、さりげない気配りをするなどと社交性の高さが見られる。その一方、熱くなると相手のことを考えずに行動する強引な面や、あらしを救うためにグラサンにとび蹴りを入れたり、60年前の少年たちに喧嘩で勝つなど、体を張る勇敢な面もある。あらしと科学が大好きで、将来の夢は科学者。田舎育ちなので運動能力は高く、体はかなり筋肉質である。恐ろしく鈍感。潤を男だと思い込んでおり、潤の全裸を目撃しても女だと気付かなかった。恋敵の山代に対しては呼び捨てで比較的高圧的であったが、時間移動に関する出来事以降は武士さんと呼び方を改め敬語を使うようになった。横浜大空襲の日、あらしを助けるために奮闘するが、霊体のあらしは致命傷を受け消滅してしまう。しかし、その後再会を果たした。10年前の阪神・淡路大震災によって父を亡くしていると思われる。父は「人を守れる強い男になれ」という言葉を一に遺した。
上賀茂 潤(かみがも じゅん)
声 - 小見川千明[3]八坂の友人。男として働いているが、実は現役の中学生モデルとして活動している男装の美少女。八坂と出会った日は男子用学生服を着用しての撮影中、休憩時間に「方舟」へやって来てたまたま彼の隣の席に居合わせただけだったが、いつの間にか八坂ともども従業員にされてしまった。役者としての勉強も兼ねて「方舟」限定で男のふりを続けることにしたらしく、初めのうちは誰にも性別を疑われることはなかったが、カヤには“通じた”ことによって女の子だと知られてしまった。後に、あらしもある一件でこのことを知る。八坂とは同い年。最初に話しかけられた時は少し迷惑そうではあったものの、いつの間にか友達となり行動を共にすることが多くなった。女だということを知られていないため、その容姿や考え方を「女っぽい」とからかわれることが多く、その度に強く否定している。しかし、アニメでは「胸なんかガリガリじゃねぇか」と言われて足を踏みつけるなど、女としてのプライドも覗かせた。一緒に出かける際は大抵彼の自転車の後ろが定位置。演技力が高く、大学生の自主製作映画に参加した際に八坂や大学生に絶賛された。女優の姉が居り、自身は末っ子。家は裕福らしく、車庫に家族のものと思われる車が3台ある。血液型はB型。横浜大空襲の日、未来のカヤと共に川で溺れた丸山を救出した。その後はマスターと共に方舟で働き続ける。マスターはそれを八坂とのつながりを保つためだと推測している。数年後は八坂の前で女学生姿で登場しており、すでに自分の性別を明かしたようである。
カヤ・バーグマン (Kaja Bergmann)
声 - 名塚佳織[3]あらしの60年前の友人。ドイツからの留学生。空襲のゴタゴタであらしと離れ離れになってしまい、現代になって「方舟」で再会を果たす。お嬢様らしく物腰が穏やか。日本文化びいきで日舞茶道華道を嗜む他、男性に対し免疫がないなど、並の日本人以上に大和撫子である。


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