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漫画版については「変身忍者嵐 (漫画)」をご覧ください。
変身忍者 嵐
ジャンル特撮・テレビドラマ・時代劇
原作石森章太郎
企画平山亨、井上雅央
脚本伊上勝 他
監督内田一作 他
出演者
南城竜也
牧冬吉
菊容子
佐伯美奈子
林寛子
松葉寛祐
沼田曜一
曽根晴美
潮健児
天本英世
声の出演
池水通洋
市川治
納谷悟朗
ナレーター中江真司
音楽菊池俊輔
オープニング「嵐よ叫べ」
エンディング「われらは忍者」
言語日本語
時代設定江戸時代
製作
制作毎日放送
放送
放送局NETテレビ系列
音声形式モノラル
放送国・地域 日本
放送期間1972年4月7日 - 1973年2月23日
放送時間金曜19:00 - 19:30
放送分30分
回数47
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『変身忍者 嵐』(へんしんにんじゃ あらし)は、1972年4月7日から1973年2月23日まで毎日放送・NET(現・テレビ朝日)系列[注釈 1]で毎週金曜日19時00分 - 19時30分に全47話が放送された、東映製作の特撮テレビ時代劇。
第15話より新聞のラテ欄表記が『へんしん忍者あらし』に変更された[1][注釈 2]。 『仮面ライダー』のヒットを受け、変身ヒーローに『仮面の忍者 赤影』などの時代劇の要素を加え制作された作品[3][1][4][5][注釈 3]。原作者と放送局、メインライター、監督、ナレーターも『仮面ライダー』と一緒で[4]、監督の内田一作は絵巻物風の考証資料まで独自に用意し関係者へ配り、スタッフ一同「時代劇版仮面ライダー」を作ろうと大変な意気込みだった。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}本作品を機にNET→テレビ朝日系列の金曜19時台前半では2019年9月まで47年半に渡って子供向け番組が続いており、1981年10月から2019年9月まで『ドラえもん』が放送されていた。[独自研究?] 江戸時代、謎の怪人・魔神斎を頭とする忍者集団・血車党が、日本を征服すべく活動を開始した。人間変身の秘伝によって父に肉体を改造された元血車党の青年・ハヤテは、変身忍者嵐に化身し、仲間の伊賀忍者たちとともに、父の過ちの償いと日本の平和のため血車党に立ち向かう。
概要
あらすじ
主な登場人物
変身忍者 嵐
ハヤテ
本作品の主人公。代々血車党の首領・魔神斎の片腕として仕えてきた一家に生まれたが、魔神斎の邪悪な野望を知り、父・谷の鬼十に志願して、父の編み出した「人間変身の秘伝」により鷹の化身忍者・嵐となり、血車党壊滅を目的に日本中を旅している。本来は血車党に楯突くつもりはなく、「俺は今でも血車党を愛している」と語ったことがある。派手な水色のビニール地の忍び装束を着て、長髪に金属製の陣鉢(じんぱち)を着用するのが前期の定番のスタイルだった[注釈 4]。第21話からは普段は浪人や町人などに扮し、戦闘時には銀色の忍び装束を身に着け、バンダナを巻かなくなった代わりに丁髷を結うようになり[7]、第40話からは商人や虚無僧などに扮するようになる[8]。畳返しなどの忍術や刀の腕はもちろん、素手戦闘でもかなりの実力を発揮する。どんな毒にも耐えるよう訓練しており、南蛮渡りの馬も殺す毒を盛られても死ななかった。主な武器は愛刀・ハヤカゼと羽根手裏剣。第39話で新生嵐になってからは刀の代わりに碎や釵を使用するようになり、変身前の声も合体しているフユテの声になる。大魔王サタンの登場以降、苦悩したり仲間を突き放したりと陰の性格が目立つようになる。
変身忍者 嵐
谷の鬼十が編み出した「人間変身の法」によりハヤテが変身する鷹の能力を持つ変身忍者(化身忍者)。所定の動作を取りつつ「吹けよ嵐、嵐、嵐」と叫び、背中の刀の鍔を鳴らすと、その特殊な振動により脳神経が異常活動を始め、体の細胞配列を変えて、嵐に変身する。第21話以降、刀を使わずに動作と「変身」[8]の掛け声だけで変身するようになった[注釈 5]。素早い動きと数々の忍術で敵を倒す。