変格(へんかく)は、変化を示す表現で、変化した後の状態を表す格である。「になる」「に変わる」という場合の「に」に当たる。独立の格としてはウラル語族に存在する。 フィンランド語では様格と対をなす格と考えられており、変化の表現に用いられるほか、「(ある言語)で」、「・・・としては」などの意味を表現する。語尾は-ksiを用いる。
概要
pitka「長い」→ venyi pitkaksi「長くなる」
englanti「英語」→ englanniksi「英語で」
pentu「(動物の)子供」→ Se on pennuksi iso「子供にしては大きい」
musta aukko「黒い穴」→ (muuttui/muuntautui) mustaksi aukoksi「黒い穴に(なる)」
kello kuusi「6時(に)」→ kello kuudeksi「6時までには」
表
話
編