変格
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変格(へんかく)は、変化を示す表現で、変化した後の状態を表すである。「になる」「に変わる」という場合の「に」に当たる。独立の格としてはウラル語族に存在する。
概要

フィンランド語では様格と対をなす格と考えられており、変化の表現に用いられるほか、「(ある言語)で」、「・・・としては」などの意味を表現する。語尾は-ksiを用いる。

pitka「長い」→ venyi pitkaksi「長くなる」

englanti「英語」→ englanniksi「英語で」

pentu「(動物の)子供」→ Se on pennuksi iso「子供にしては大きい」

musta aukko「黒い穴」→ (muuttui/muuntautui) mustaksi aukoksi「黒い穴に(なる)」

kello kuusi「6時(に)」→ kello kuudeksi「6時までには」










格変化
文法格

呼格

斜格

主格(名格)

絶対格

属格(生格)

対格

能格

分格

変格

与格

様格

意味格

因格

共格

具格(造格)

欠格

向格

時格

出格

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上格

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奪格

着格(昇格)

通格

到格

内格

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