3画目が突き出る「夊部」とは異なります。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。
夂
康熙字典 214 部首
士部夂部夊部
1一h丶丿乙亅2二亠人儿入八冂
冖冫几凵刀力勹匕匚匸十卜卩厂厶
又3口囗土士夂
康熙字典214部首では34番目に置かれる(3画の5番目)。 夂部には「夂」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。 単独の「夂」字は、足を象る「止」の上下を転倒させたもので、こちらにやってくるさまを描いた象形文字である[1]。『説文解字』では人の両脚の後ろに送り届けるものがあるさまを象ると説明されているが、誤った分析である。 この「夂」は到来・後退や下降に関わる文字にも含まれるが、夂部に属する字の多くはこれとは別の由来を持つ。[2] なお夂部の漢字ではないが、康熙字典において「致」の旁は「夂」に作り、9画である。日本の新字体、中国の新字形ではこれを「攵」に改め、10画としている。 現代の中国の簡体字の部首分類法では、夂部と夊部は統合されており、日本の漢和辞典でもそうしている場合がある。 後代の辞書に残る「夂」という文字は、「致」の略体である。[3]
概要
部首の通称
日本:
ふゆがしら(「冬」の頭の形から。ただし、冬字の夂形は楷書では同じであるが、篆書では異なる字形であり、『康熙字典』では冬を夂部には収めていない)
ちかんむり・ち
のまたかんむり(片仮名の「ノ」と漢字の「又」から)
中国:反文
台湾:?部
韓国:?????(dwijeool chi bu、後から来る夂部)
英米:Radical go
部首字
広韻 - 豬几切
詩韻 - 旨韻、上声
三十六字母 - 知母
日本語 - 音:チ(漢音)
中国語 - ピンイン:zh? 注音:?? ウェード式:chih 3
朝鮮語 - 訓音:???(dwijeool、後からついてくる) ?(chi)
例字
夂
冬(『康熙字典』では冫部であるが、現在の日本の漢和辞典ではここに収めるものが多い。意符としては氷を意味する冫部に属する。)
愛→心部