株式会社壽屋
KOTOBUKIYA CO., LTD.立川本社
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 7809
株式会社壽屋(ことぶきや、英: KOTOBUKIYA CO., LTD.[3])はプラモデルやフィギュアなどの企画、開発、製造、販売を行う日本の企業である[4]。東京都の秋葉原と立川市、大阪府の日本橋に玩具販売店を持つ。カタカナでコトブキヤと表記されることが多い。 1947年に東京都立川市で玩具店として創業、1953年に有限会社壽屋として設立する(1996年11月に株式会社へ組織変更)[4]。1989年に可動式のモデルキットを開発、販売して以来模型、フィギュアの開発も行っている。主に版権ものを多く手がけてきており、ルーカスフィルム、ワーナー・ブラザース、マーベル・コミックなど日本国外の作品に関する製品でも広く知られている。後に下記の自社オリジナル製品の開発に着手する。 1981年7月にメーカー名として広まっている「コトブキヤ」の屋号に変更し、1983年7月に実店舗販売以外に通信販売事業を開始。1989年には完全可動式のガレージキットを発売[4]。当時はノウハウがなかったため、店舗のバックルームで注文が入り次第製品作成に入るという「たい焼き屋のようなことをやっていた」という[4]。 2001年11月に新規店舗となる日本橋店を開店。さらに2004年6月にラジオ会館店を開店。以降も「craftsmanship KOTOBUKIYA」(2009年3月)、「ホビーステーション×コトブキヤ FC立川」(2009年10月)、「秋葉原館」(2011年7月)、「福岡天神店」(2012年8月-2014年6月22日閉店[5])、「エキナカ秋葉原店」(2016年9月)が開店(2018年9月30日閉店)。 2012年5月15日、1967年6月から入居していたビル(第一デパート)の取り壊しに伴い、立川店は創業以来の45年の歴史に幕を降ろしたが「必ず立川に戻って参ります」と約束している[6]。そして前述の約束通り、2016年5月1日に、立川駅北口の多摩都市モノレール線沿いに建設した新社屋に新たな立川本店をオープンさせた[7][8]。また、同店には、ダンボーなどのキャラクターとコラボレーションしたカフェ「KIT BOX -KOTOBUKIYA CAFE & DINER-」が併設されている[7][8]。 また2008年からは出版業にも進出、フィギュアやサブカルチャーに関する解説書をはじめ、画集、写真集、漫画などを発行している。 2009年にはオリジナル製品として「フレームアームズ」を制作、発売。これを皮切りに他のオリジナル企画も立ち上げている。 女性向け版権作品にも進出しており、こちらもオリジナル製品の制作も行われている。また、雑貨類制作にも携わっている。 2016年4月、実業団として『コトブキヤ陸上部』を立ち上げた[9][10][11]。 2017年では「フレームアームズ・ガール」のアニメ版において、制作委員会方式ではなく自社の出資(音楽やパッケージ販売はそれぞれ別の会社が単独で担当。)で賄われたことが話題になった。その後、2018年3月にアニメ版「フレームアームズ・ガール」の続編制作決定が発表された。 2017年9月26日には東証ジャスダック市場へ株式上場を果たす。 2018年7月、フレームアームズのコラボで繋がりのあったボーダーブレイクの機体、ブラストランナー(全長5m)の等身大プラモデルの制作プロジェクトが発表された[12]。また、7月26日にはAIQ社、Ledge社との共同開発による、3DCADを応用したAI学習の基礎技術が発表された[13]。 2020年12月にはVRSNSといったメタバースで使用される3DCGアバターに関連したVR事業に参入。アバターちゃんシリーズなどの販売やファッションアイテムの展開、それらを使用したコンテストが実施され、2023年にはより拡張した「プレタコンポジッタプラス」シリーズの展開が開始される。 なお、本社及び関連店が立川にある繋がりか、立川市公認なりそこねキャラクターの「ウドラ」のフィギュアや雑貨などの製品も制作し、販売を行っている。立川市関連の製品について古くは2008年4月の「うど花ちゃん」、2014年3月の「くるりん」から関連を持つ。 2024年4月5日、テレビ朝日ホールディングスは傘下企業のテレビ朝日が同月8日に立会外取引によって、本企業の株式を追加取得し、持分法適用関連会社にすることを発表した[14]。
沿革
製造元に置かれた工場で行われており(ファブレス)、2021年から日本国内の工場が稼働し、2022年末から順次国内生産に切り替えている。創業70年となる2023年には、立川本社ビルの1/300プラモデルを菊池製作所と共同で開発。同年に発表されたプラモデルシリーズ「無限邂逅メガロマリア」の告知にて、初期から国内生産するアピールを行っている。
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