この項目では、京都府の寺について説明しています。栃木県の壬生寺については「壬生寺 (栃木県壬生町)」をご覧ください。
壬生寺
本堂と千体仏塔
所在地京都府京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度0分5.76秒 東経135度44分36.02秒 / 北緯35.0016000度 東経135.7433389度 / 35.0016000; 135.7433389 (壬生寺)
壬生寺(みぶでら)は、京都市中京区壬生梛ノ宮町にある律宗の大本山の寺院。本尊は地蔵菩薩。開山は園城寺(三井寺)の僧快賢。中世に寺を再興した融通念仏の円覚上人が創始したとされる「大念仏狂言」を伝える寺として、また新選組ゆかりの寺としても知られる。古くは地蔵院、宝幢三昧寺[1]、心浄光院と号した。京都では珍しい律宗(総本山は奈良・唐招提寺)寺院である。塔頭の中院(本尊・十一面観音)は洛陽三十三所観音霊場第28番札所。 園城寺(三井寺)の僧快賢
歴史
建暦3年(1213年)、当寺の信者であった平宗平によって現在地に移される。しかし、正嘉元年(1257年)2月に火災によってすべての伽藍を焼失した。正元元年(1259年)、平宗平の子である平政平と律宗の僧で融通念仏も行っていた円覚上人によって復興され、寺名を宝幢三昧寺とし、以来当寺は律宗の寺院となった。