増山江威子
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ますやま えいこ
増山 江威子
プロフィール
本名政田 知子(まさだ ともこ)
[1][2]
性別女性
出身地 日本東京府(現東京都品川区荏原[3]
生年月日 (1936-04-22) 1936年4月22日(88歳)
血液型O型[4][5]
職業女優声優ナレーター[6]
事務所青二プロダクション[7]
配偶者政田一喜[8]
公式サイト増山 江威子|株式会社青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[10]
身長 / 体重155[9] cm / 47 kg

声優活動
活動期間1960年代 -
ジャンルアニメ吹き替え
女優活動
活動期間1957年 -
ジャンルテレビドラマ舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

増山 江威子(ますやま えいこ、1936年昭和11年〉4月22日[11][12] - )は、日本女優声優ナレーター[6]東京府(現東京都品川区荏原出身[3]青二プロダクション所属[7]
来歴

4人姉妹の末っ子として生まれる。小さい頃はゆっくりした話し方で、教師に「あなた、ちゃんとお話しできないの」と言われショックを受けるなど、次第にその話し方に劣等コンプレックスを持つようになる[13][14]

幼少期はバレリーナを目指しレッスンも行っていたが、肺病のため12歳の時に断念。「何か夢を持ちたい」と思っていたころに、義理の兄[注 1]の紹介もあり、話し方の改善も考え新児童劇団(現在の劇団新児童)に所属。指導担当だった麻生美代子に師事する。そこで話し方の劣等感を克服し、自然と演技に興味を持つようになる[13][14][15]

立正学園高等学校出身[16]

15歳の頃、児童劇団に所属する年齢でもなくなったため、近い世代の毒蝮三太夫稲吉靖司影万里江北浜晴子豊原ミツ子らと「劇団山王」を立ち上げる[9][15][17][18]。数年後、浅利慶太に「女優が少ないから」と頼まれ、影万里江とともに劇団四季に移籍[9][15][18][19]。テレビ出演、海外ドラマの吹き替えの仕事もするようになったという[5][15]。四季にラジオドラマやアテレコの仕事が入って来るうちに声の仕事に興味を持ち始める[20][21]。プライベートで時間の制約ができてしまい、時間が不規則なテレビ、稽古が必要な舞台の仕事が難しくなっていったという[5]

その後、「声の仕事だけに集中しよう」と決意し、家庭や子育てを仕事と両立させるため、舞台などよりは比較的短時間でできる声優業に専念するようになり、1960年代から青二プロダクションに所属[5][20][21][18]

2017年、『東京アニメアワードフェスティバル 2017』において「アニメ功労部門」を受賞[22]

2021年、第十五回声優アワードにて「功労賞」を受賞[23]
特色

声種は「上品で情熱的なメゾソプラノ[24]」。

役柄としては、少女役から大人の女性役まで演じ[21]、色っぽいキャラクターを演じる一方で、優しい母親役も多い[15]藤子不二雄作品では、『怪物くん (第1・2作)』の怪子ちゃん役、『パーマン (第2作)』の星野スミレ(パー子)役を演じ、『オバケのQ太郎(第3作)』のU子役では独特なだみ声も披露した。2005年時点では老け役が回ってこなず、未だに若い感じの役が多いため、「いつまでも若手で行くか!」という感じである[12]。声は、歳を重ねていくと、少しずつ下がり、若いキャラクターを演じるための、音程を維持するトレーニングが、結構大変だという[12]。2005年時点で2004年まで『パーマン』のパー子役も演じており、「子供役もやらなきゃいけないし、若いキャラもやらなきゃいけないし……」とそういった、若いキャラのオファーがいつ来るか分からないため、何十年、怯えながら暮らしているという[12]。また、ハンナ・バーベラ作品にも複数出演している[21]。吹き替えではリー・レミックを数多く担当している[18][25]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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