塩船観音寺
[Wikipedia|▼Menu]

塩船観音寺


境内とつつじ祭り
所在地東京都青梅市塩船194
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度48分15.4秒 東経139度16分52.4秒 / 北緯35.804278度 東経139.281222度 / 35.804278; 139.281222座標: 北緯35度48分15.4秒 東経139度16分52.4秒 / 北緯35.804278度 東経139.281222度 / 35.804278; 139.281222
山号大悲山
宗派真言宗醍醐派
寺格別格本山
本尊十一面千手千眼観世音菩薩
創建年伝・大化年間(645年 - 650年
開基伝・八百比丘尼
札所等関東八十八ヶ所72番
東国花の寺百ヶ寺 東京13番
奥多摩新四国59番
文化財本堂・厨子、仁王門、阿弥陀堂、木造千手観音立像、木造二十八部衆立像(国の重要文化財)
木造金剛力士立像2躯(都有形文化財)
薬師堂、木造薬師如来立像、銅鐘ほか(市有形文化財)
大スギ(都天然記念物)
公式サイト ⇒塩船観音寺
法人番号3013105000902
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
テンプレートを表示

塩船観音寺(しおふねかんのんじ)は、東京都青梅市塩船にある真言宗醍醐派別格本山。山号は大悲山。関東八十八ヶ所霊場第七十二番札所、東国花の寺百ヶ寺東京第十三番札所、奥多摩新四国八十八ヶ所霊場第五十九番札所。御詠歌『わすれずも みちびきたまえ かんぜおん ぐぜいのふねに のりていたらむ』
歴史

伝説によれば、大化年間(645年 - 650年)に、若狭国八百比丘尼が、紫金の千手観音像を安置したことに始まるという。また「塩船」の名は、天平年間(729年 - 749年)に行基がこの地を訪れた際、周囲が小丘に囲まれて船の形に似ているところから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの船である「弘誓の舟」になぞらえて、名付けられたものと伝えられている。貞観年間(859年 - 877年)には、安然が12の坊舎を建てるなど、興隆を極めたという。

鎌倉時代には武蔵七党の流れを汲む金子氏の庇護を受け、室町時代には青梅・奥多摩方面に勢力をもっていた三田氏の帰依を得て栄えた。

室町時代後期に建てられた本堂阿弥陀堂、仁王門は、本堂内の厨子とともに国の重要文化財に指定。本尊の十一面千手千眼観世音菩薩(千手観音)像、眷属の二十八部衆像も同じく国の重要文化財に指定されている。

また、ツツジが有名で、毎年春(特に5月)にはつつじ祭りが開催されている。多くの観光客が押し寄せるが、この時期には入山料が必要である。現地の人には初詣の対象とされている。
文化財本堂(国の重要文化財)ツツジと本堂
重要文化財(国指定)

本堂(附:厨子) - 室町時代後期(1467年-1572年)の建立。桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、茅葺。

仁王門 - 室町時代後期(1467年-1572年)の建立。三間一戸八脚門、切妻造、茅葺。

阿弥陀堂 - 室町時代後期(1467年-1572年)の建立。桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造妻入、茅葺形銅板葺。桁行2間、梁行1間の身舎の周囲に庇をめぐらした形式になる。 

以上3棟はいずれも室町時代後期頃の建立。1946年昭和21年)に旧・国宝保存法に基づく国宝(現行法の「重要文化財」に相当)に指定され、1950年(昭和25年)8月29日、文化財保護法施行にともない重要文化財になっている。

木造千手観音立像1?・木造二十八部衆立像28?
千手観音は快勢作、像内に「塩船寺本尊、文永元年(1264年)十二月、大仏師法眼快勢等」の銘がある。二十八部衆像は23?が鎌倉時代、定快作、5?が室町時代、弘円作。8?の像内に「文永五年(1268年)、同六年(1269年)、建治二年(1276年)、弘安十一年(1288年)、定快作」等の銘、うち2?の台座に「永正九年(1512年)、法橋弘円」等の銘がある[1][2]
東京都指定有形文化財

木造金剛力士(仁王)立像 2躯 -
1960年(昭和35年)指定。

青梅市指定有形文化財

薬師堂 -
1968年(昭和43年)指定。

木造薬師如来立像 - 1968年(昭和43年)指定。

木造毘沙門天立像 本尊脇侍 - 1968年(昭和43年)指定。

木造観音菩薩立像 阿弥陀如来脇侍 - 2005年平成17年)指定。

銅鐘 - 1968年(昭和43年)指定。

青石塔婆(大板碑) - 1964年(昭和39年)指定。

大般若経 - 1964年(昭和39年)指定。

東京都天然記念物


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef