堆積岩(たいせきがん、英: sedimentary rock[1])は、既存の岩石が風化・侵食されてできた礫・砂・泥、また火山灰や生物遺骸などの粒(堆積物)が、海底・湖底などの水底または地表に堆積し、続成作用を受けてできた岩石。
かつては、火成岩に対し、水成岩(すいせいがん、英: aqueous rock[1])とよばれていたこともある。地球の陸の多くを覆い、地層をなすのが普通である。
分類
砕屑岩 - 火山由来以外の成分(砕屑物)が堆積したもの。堆積した場所により、陸成砕屑岩、海成砕屑岩に分ける。
礫岩・角礫岩
砂岩
泥岩(シルト岩、粘土岩を含む)、頁岩(シェール)、粘板岩(スレート)
火山砕屑岩(火砕岩) - 火山灰など火山由来の成分(火山砕屑物)が堆積したもの。
火山角礫岩
凝灰角礫岩
ラピリストーン
火山礫凝灰岩