堀内賢雄
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堀内健」あるいは「堀賢」とは別人です。

ほりうち けんゆう
堀内 賢雄
プロフィール
本名堀内 賢雄[1]
愛称賢雄さん[2]
性別男性
出身地 日本静岡県御殿場市[3]
生年月日 (1957-07-30) 1957年7月30日(66歳)
血液型B型[4]
職業声優ナレーター[5]
事務所ケンユウオフィス(代表)[6]
配偶者夏坂ちひろ
公式サイト堀内賢雄:Horiuchi Kenyu 株式会社ケンユウオフィス
公称サイズ(時期不明)[8]
身長 / 体重173[4][7] cm / 60 kg
活動
活動期間1983年[9] -
デビュー作『アンドロメロス』 (アンドロウルフの声)[3]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

堀内 賢雄(ほりうち けんゆう、1957年昭和32年〉7月30日[3][10] - )は、日本男性声優ナレーター[5]静岡県御殿場市出身[3]ケンユウオフィス代表取締役[6]talk back主催。
経歴
生い立ち

御殿場市立御殿場中学校を卒業後、日本大学三島高等学校にスポーツ特待生で入学[3][11]するも、1年時に身体を壊して転校し[12]逗子開成高等学校[3]タレント吉村明宏とは同窓生)を卒業。なお、日大三島高校時代は野球部に所属[13]していたことから、『日本タレント名鑑』(2011年版)では特技の欄に野球とある。ポジションはピッチャー。中学時代はキャプテンも務めた[12]。中学生の頃は、静岡県で野球が一番うまかったと語るが、顧問からは「お前のだめなところは極めようとしないところだ」と言われていた[9]。ある程度までうまくなると、気が移ってしまい、怖く、声優に繋ぎとめているのかもしれないという[9]
キャリア

学生の頃は役者になろうと思っていなかったという[13]。小学生時代に朗読を褒められたこと[11][12]から高校卒業後にはDJになることを目指し、19歳の時に東京アナウンスアカデミーの1週間の基礎科集中講座を受講[3][14]。そのままDJコースに進むか考えるが、DJという職業は教わってなるものではないと考え、ディスコクラブで飛び込みのDJや司会の仕事をするようになる[12]。目標にしていたDJは、小林克也糸居五郎[11][12]

次第にテレビ番組ナレーションレポーターなどの仕事もするようになり[15]、知り合ったテレビ局プロデューサーに「役者になった方が面白いかもしれない」、「声優になれ」と言われる[12][9]。当初は断っていたが、次第に興味を惹かれるようになり、たてかべ和也オフィス央を紹介され、所属[12][9]。たまたま受けたオーディションに合格し[12]、特撮番組『アンドロメロス』のアンドロウルフ役(1983年)でデビューした[3]

声優業を開始した当初については、素人同然で声優になったため、無我夢中で演じても全く上手くいかず毎回居残り練習の連続だったと言い、「地獄だった」と当時を振り返る[12][15][9]。そこで山之内雅人に師事し、仕事をしながら演技を学んだ[12]。また当時はあまりの下手さに多数の監督たちから指導されたが、「今の堀内を造ったのは自分だ」と思ってくれている人が10人以上いるとのこと[12]

1984年3月[16]に、オフィス央と合併したぷろだくしょんバオバブ[2]に移籍[17]

古田信幸から「勉強会のつもりでやってみないか」と声を掛けられ、2001年[18]からワークショップtalk back」を主宰。バオバブとの契約は20年となっており、契約切れになったらフリーになろうと思っていたが、ワークショップで出会った人たちをどうにかできないかと考え、独立して2002年5月[18]ケンユウオフィスを設立し、その代表取締役に就任した[9][19]
現在まで

2012年、第6回声優アワード「富山敬賞」を受賞[20]
人物・特色
活動内容

声種ハイバス[8]

自身の声の特徴について、日曜洋画劇場ホステージ』のアフレコ時のコメントでは、「軽やかな優しい」声と評している[21]。役柄としては、甘い声を生かした正統派の二枚目役[11]から三枚目役[2]を多く演じる。

二枚目と三枚目の役柄が合っているというような区切りはつけたくないという[13]。その作品にスッと入っていけて、楽しく演じたらよく、どんな役がきても、与えられたら一生懸命演じ、堀内の中でいつもニュートラムな部分は絶対に残しておきたいという[13]。ただし、三枚目役を演じると周囲が笑ってくれるのが嬉しいという[13]

外国映画や海外ドラマなどでの吹き替えを中心としており、主な担当俳優は専属(フィックス[22]ブラッド・ピット(本人公認[23][24][25][26][27][28][29][30][31][32])をはじめ[33]チャーリー・シーン[14]ベン・スティラーベン・アフレックアイアン・ジーリングレオン・カーフェイブレンダン・フレイザークライヴ・オーウェンジョン・ステイモスなどが挙げられる。過去にはチャウ・シンチークリスチャン・スレーターアンディ・ラウエリック・ストルツなども担当していた。宮本充平田広明森川智之と並んでブラッド・ピットとトム・クルーズキアヌ・リーブスジョニー・デップ両者の吹き替えを経験している数少ない人物である[34]

またアニメドラマCDゲーム、ナレーションでも幅広く活躍[5][35]
ブラッド・ピットとの関わり

ブラッド・ピットの吹き替えは『スリーパーズ』で初担当[36]。その後、フジテレビの『ゴールデン洋画劇場』を中心にテレビ放送版で起用されることが多くなり、2003年に放送された『タモリのグッジョブ!胸張ってこの仕事声優特集』や2006年に放送された『トリビアの泉 ?素晴らしきムダ知識?』では「ブラッド・ピットの日本語版の声優」として紹介される。また、テレビ局独自の吹き替え制作がほとんど無くなった2010年代にはソフト版、オンデマンド配信版を含め専属(フィックス)で担当するようになり[22]、『ワールド・ウォーZ』公開時には「ブラピといえばこの人」[33]と評されるほどに定着した。『焼きたて!!ジャぱん』、『ゴールデンカムイ』などのアニメや『Mr.&Mrs. スパイ』といった映画でブラッドをパロディにしたキャラクターにも堀内が起用されることが多くなったほか、「ブラピ声優」としてトーク番組にも出演している[37]。後述するように2022年にはブラッド本人と対面を果たした際に公認を受けたことから、現在では「ブラピが認めた唯一の声優」とも評されるようになった[38]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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