埼玉高速鉄道線
[Wikipedia|▼Menu]

埼玉高速鉄道線

浦和美園駅を発車する2000系電車
(2006年11月15日)
基本情報
通称埼玉スタジアム線(埼スタ線)
日本
所在地東京都北区埼玉県川口市さいたま市緑区
起点赤羽岩淵駅
終点浦和美園駅
駅数8駅
路線記号SR
開業2001年3月28日
所有者埼玉高速鉄道
運営者埼玉高速鉄道
車両基地浦和美園車両基地
使用車両車両を参照
路線諸元
路線距離14.6 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V,
架空電車線方式
最大勾配35 [1]
最小曲線半径248 m[1]
閉塞方式車内信号式[1]
保安装置CS-ATC
最高速度80 km/h

路線図


テンプレートを表示

埼玉高速鉄道線(さいたまこうそくてつどうせん)は、東京都北区赤羽岩淵駅から埼玉県川口市を通りさいたま市緑区浦和美園駅までを結ぶ埼玉高速鉄道鉄道路線。埼玉スタジアム線(さいたまスタジアムせん、英語: Saitama Stadium Line)という愛称が付けられている[2]

駅ナンバリングで使われる路線記号はSR[3]で、直通運転を行っている東京地下鉄(東京メトロ)南北線と番号部分に限り連番(目黒駅を01とみなす)となっている[注釈 1]
概要

東京メトロ南北線の終点駅である赤羽岩淵駅から埼玉県に延長する形で浦和美園駅に至る路線である。起点の赤羽岩淵駅および終点の浦和美園駅以外は、全ての駅が川口市に所在している。路線の大半は地下を通り、浦和美園駅及び隣接する車両基地のみ地上にある。

JR東北本線京浜東北線宇都宮線)と東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・日暮里・舎人ライナーに挟まれた、国道122号(岩槻街道)や日光御成街道沿線の川口市東部・北部及びさいたま市東部と都心を結ぶ路線としての役割を担っている。特に本路線の開業まで鉄道が通っていなかった旧鳩ヶ谷市は、バスのみだった交通状況が大きく改善された。また、浦和美園駅は「埼玉スタジアム2002」への主要な交通手段として利用されると共に、駅周辺は「みそのウィングシティ」と名付けられた大規模な区画整理が行われた。

2001年の開業以来6両編成での運転となっていたが、全駅のホームが8両分確保されており[1]、2022年4月より一部列車で8両編成の運転が開始された[4][5]

東京地下鉄管理の赤羽岩淵駅をのぞき、各駅にレインボーカラーを使用したステーションカラーを採用し、それをホームドアなどに配色している。また、ベンチにも工夫を凝らしている。発車メロディは赤羽岩淵駅を除く全ての駅で南北線の旧発車メロディ(A線、B線)を使用している。

本路線は荒川を横断する鉄道で唯一地下を抜けている(赤羽岩淵 - 川口元郷間の国道122号新荒川大橋すぐ西側)。線路トンネルの下部には、環境用水の導水管が川口元郷駅付近から12 kmにわたって併設されており、水質の悪い綾瀬川芝川など4つの河川に荒川の水を引き込み、水質改善の試みが行われている[6]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:100 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef