この項目では、衆議院の小選挙区について説明しています。かつて存在した衆議院の中選挙区については「埼玉県第4区 (中選挙区)」をご覧ください。
埼玉県第4区
行政区域朝霞市、志木市、和光市、新座市
(2024年1月1日現在)
比例区北関東ブロック
設置年1994年
(2002年区割変更)
選出議員穂坂泰
有権者数38万9389人
1.717 倍(一票の格差・鳥取1区との比較)
(総務省
埼玉県第4区(さいたまけんだい4く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。(2002年(平成14年)に一部区割りの見直しが行われた)。自民党支持層と野党支持層が入り交じる地区である。 2002年(平成14年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。2002年の改正により、戸田市は新設の15区に分区された。 1994年(平成6年)公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3]。 埼玉県南部の4市を区域に持ち、改正以前は戸田市も入っていた。 導入後から上田清司(新進党→民主党)が当選を続けていたが、戸田市が15区に編入した2003年の第43回衆議院議員総選挙を前に上田は埼玉県知事選に出馬するため民主党は当初埼玉15区からの出馬を予定していた神風英男を擁立し、神風は初当選を果たした。 第44回衆議院議員総選挙では、前回で神風に敗れて比例復活となった自由民主党の早川忠孝が雪辱を果たし、神風は比例復活に回ったが、第45回衆議院議員総選挙は逆に神風が早川の復活当選を許さなかった。 第46回衆議院議員総選挙で自民党は早川の後継として埼玉県連の公募に合格した豊田真由子を擁立。神風の復活当選を阻止して初当選した。第47回も豊田が再選し、神風は再び落選となり翌年に政界を引退した。 2017年の第48回衆議院議員総選挙の2ヶ月前に豊田が週刊新潮で秘書への暴言や暴行について報じられて自民党を離党。自民党は志木市議会議員で実父が同市の市長を務めていた穂坂泰を擁立、豊田は無所属で出馬したが結果は穂坂が初当選を果たした。 第49回衆議院議員総選挙では野党と無所属が乱立して票が分散。その隙を突いて安定した選挙活動を続けてきた穂坂が圧勝し再選した。 選挙名年当選者党派
区域
現在の区域
朝霞市
志木市
和光市
新座市
2002年以前の区域
戸田市
朝霞市
志木市
和光市
新座市
歴史
小選挙区選出議員
第41回衆議院議員総選挙1996年上田清司新進党
第42回衆議院議員総選挙2000年民主党
第43回衆議院議員総選挙2003年神風英男
第44回衆議院議員総選挙2005年早川忠孝自由民主党
第45回衆議院議員総選挙2009年神風英男民主党
第46回衆議院議員総選挙2012年豊田真由子自由民主党
第47回衆議院議員総選挙2014年
第48回衆議院議員総選挙2017年穂坂泰
第49回衆議院議員総選挙2021年
選挙結果第49回衆議院議員総選挙(2021年(令和3年)10月31日) 埼玉県第4区
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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