基礎自治体(きそじちたい)とは、国の行政区画の中で最小の単位で、首長や地方議会などの自治制度があるものを指す。
基礎自治体の名称は国によって異なる。日本の市町村のようにいくつかの種類に分かれている国もあれば、フランスのコミューンのように人口に関係なく同じ名称で呼ばれる国もある。
各国の基礎自治体
日本 - 日本の基礎自治体には市、町、村及び特別区の4種類がある。市町村を参照。また、関連項目として日本の県・郡(町村の上位区分)・区も参照。
台湾 - 台湾の行政区分では中華民国が実効支配する台湾の現行の行政区分について説明する。
中華人民共和国 - 中華人民共和国の行政区分を参照。
大韓民国 - 大韓民国の地方行政区画を参照。
朝鮮民主主義人民共和国 - 前者の大韓民国と基本的に同様。ただし、同国の「広域市」に該当する「直轄市」では「区」のことを「区域」と呼ぶなど、同国とは関連性の薄い面も多い。詳細は朝鮮民主主義人民共和国の地方行政区画を参照。
シンガポール - 都市国家であるため本来は基礎自治体ではないが、5つの社会開発協議会(行政地区)に分けられている。詳細は同項目を参照
ベトナム - ベトナムの地方行政区画を参照。
ロシア - ロシア連邦の地方区分を参照。
イタリア - イタリアの基礎自治体はコムーネと呼ばれる。市町村のような区別はない。
スペイン - スペインの基礎自治体はムニシピオと呼ばれる。市町村のような区別はない。
キューバ - キューバの基礎自治体はムニシピオ