「波止場」はこの項目へ転送されています。
1954年のアメリカ映画については「波止場 (映画)」をご覧ください。
1963年の映画については「波止場 (1963年の映画)」をご覧ください。
オーストラリア、ビクトリア州、ギッブランド湖のヨットハーバー
埠頭(ふとう, Wharf)は、港湾施設のうち係留施設、荷さばき施設、臨港道路、上屋、倉庫など陸上の設備を含めた港湾施設の総体[1]。「埠」が常用漢字に入っていない字であるため、ふ頭と表記されることも多い。 埠頭には、船舶が接岸する岸壁・物揚場(係留施設)、それらの上面であるエプロンや貨物を荷役するガントリークレーン(荷役施設)、荷さばきを行う上屋(荷さばき施設)、貨物などを仮置きする野積場(保管施設)、貨物運送などのための臨港道路、乗客が乗降するフェリーターミナル(旅客施設)などが含まれ、これらを総称して埠頭という。また、波止場(はとば)とも呼ばれる。 埠頭は形態により公共埠頭と専用埠頭に分けられる[1]。 コンテナ船用の埠頭は特にコンテナ埠頭(コンテナターミナル)と呼ばれる。日本では五大港(東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)を初めとする大規模・中規模港湾に存在する。多数のコンテナを蔵置できるコンテナヤード、コンテナを迅速にコンテナ船に積み下ろしできるガントリークレーンなどの施設を有し、現代の港湾で最も重要な機能となっており、港湾におけるコンテナ取り扱い個数は、各国の経済力・国力を測る指標のひとつに挙げられている。 フェリー専用の埠頭は特にフェリー埠頭と呼ばれる。日本では函館港、苫小牧港、小樽港、室蘭港、青森港、仙台港、両津港、東京港、名古屋港、大阪港、神戸港、高松港、土庄港、北九州港、博多港などに代表的なフェリー埠頭がある。
機能
分類
公共埠頭
港湾管理者によって整備・管理された埠頭[1]。
専用埠頭
民間企業が建設・保有する埠頭で、製油所や発電所などの一部として整備されるもの[1]。
船舶と埠頭
コンテナ埠頭
フェリー埠頭
脚注^ a b c d “ふ頭/出入港を支える仕事/港で見られる船
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、日本の埠頭に関連するカテゴリがあります。ウィキメディア・コモンズには、埠頭
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