この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。
出典検索?: "城野ゆき"
じょうの ゆき
城野 ゆき
『映画情報』1966年10月号より
本名女井 和代
生年月日 (1945-06-05) 1945年6月5日(78歳)
出生地 山口県萩市
職業元女優、歌手
ジャンル映画、テレビドラマ
活動期間1965年 - 1973年
主な作品
映画
『地獄の野良犬』テレビドラマ
『キャプテンウルトラ』
『百年目の田舎っぺ』
テンプレートを表示
城野 ゆき(じょうの ゆき、1945年[1]6月5日[2] - )は、日本の元女優、歌手。本名:女井 和代(おない かずよ)[1][2]。山口県萩市出身[1][2]。身長162cm、バスト85cm(1966年9月)[3][4]。 元々はデザイナー志望で、東京女子美術短期大学在学中にはファッションモデルのアルバイトをしていた。在学中に見たアメリカ映画『旅情』に感動して女優を志すようになる。短大卒業後[1][2]、街でスカウトされ[5]、東映に入社[1][5][注釈 1]。1965年、『おんな番外地 鎖の牝犬』でデビュー[1][2]。東映は現代風健康的清純派女優として売り出した[3]。デビューして1年の間に10本の作品に出演し、1966年映画『地獄の野良犬』に、三田佳子の代役として梅宮辰夫の相手役に抜擢される[6]。東映東京撮影所では、大原麗子と城野の二人を一押し若手女優と売り出しにかかったといわれる[7]。東映の任侠路線が拡大すると「やくざ映画は生理的に嫌い」と公言したため出番を減らした[5]。『命かれても』以降は干された[5]。 このためテレビドラマに活躍の場を移し、『愛の夜明け』『誰よりも君を愛す』などのメロドラマに出演した[5]。テレビもヤクザを扱うドラマが増えことから「これからは好き嫌いはいわない」と話し[5]、嫌いなやくざもの『花と狼』(CX)にも出演した[5]。また1968年に同じ東映出身の小川知子が歌手としても大きな成功を収めたため、同年7月、クラウンから「マイ・ダーリン東京」で歌手デビューし[5]、第二の小川知子と注目されたがヒットはしなかった[5]。 1967年、特撮テレビドラマ『キャプテンウルトラ』に、本作のヒロインで、パイオニアスクールの教官であるアカネ隊員役でレギュラー出演[1][2]。当時のプロフィールでは「今まで大人向けの作品が多かったので戸惑いましたが、アクションものは好きなので一生懸命取り組んでいます」と述べている[1]。 1968年にフリーとなり、松竹映画『霧にむせぶ夜』などに出演した[2]。 趣味は、スキューバダイビング[3]、日本舞踊 [3]、長唄[1]。
来歴
人物
出演
映画
おんな番外地 鎖の牝犬(1965年、東映)
夜の悪女(1965年、東映)- 藤原みち江
ギャング頂上作戦(1965年、東映)- 松岡ユリ
愛欲(1966年、東映)- 恭子
非行少女ヨーコ(1966年、東映)- ハルミ
続・おんな番外地(1966年、東映)- 吉井郁子
昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年、東映)
可愛いくて凄い女(1966年、東映)- 榊美和子
地獄の野良犬(1966年、東映) - 矢島昌子
組織暴力(1967年、東映) - 河北玲子
花札渡世(1967年、東映) - 坂口鶴代
喜劇団体列車(1967年、東映)- 日高邦子
懲役十八年 仮出獄
夜の手配師(1968年、東映)- よし子
釧路の夜 (1968年、松竹) - 藤美奈子
あゝ予科練(1968年、東映)- 雲竜荘の女・朝子
喜劇初詣列車(1968年、東映)- 細川房子
緋牡丹博徒 一宿一飯(1968年、東映)- 戸ヶ崎まち