垂井ひろし
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垂井 ひろし(たるい ひろし、1961年 7月27日-)は、日本イラストレーター画家東京都出身。
概略

墨画の技法を取入れた独特の描画法で疾走するF1マシンやGTマシンなどモータースポーツ・イラストを描き、レーシングカーの空気感や生の醍醐味を表現する。鈴鹿サーキットをはじめ京都知恩院など全国各地で「墨のF1アート展」を精力的に展開していることで知られている。近年は専ら三重県鈴鹿市の伝統工芸品鈴鹿墨を用いて作品制作をしている。2010年より墨画ライブアートと称して大型作品の実演も行なっている。

元々は、サッカーや大相撲力士などスポーツ選手の似顔絵を描くイラストレーターからスタートし、近年は「現代版大首絵」と称し、軽妙洒脱な似顔絵イラストも得意としている。また、幼少時より日本史三国志など歴史にも造詣が深く、歴史雑学モノの表紙や挿絵のイラストも数多く手掛けている。雅号は雪嶺。

日本出版美術家連盟会員(2012?14年、17年?理事)
経歴

1984年 
東京造形大学デザイン科を卒業。大学卒業後は出版社、編集プロダクション、デザイン事務所などに勤務。

1994年、フリーのイラストレーターとして活動開始。

1995年、墨画家鈴木缶羊に師事、墨画を学びはじめる。

1998年、サッカー日本代表が初めて本大会に出場したW杯フランス大会、日本代表オフィシャルグッズの代表選手似顔絵マフラータオル、Tシャツのイラストレーターとして起用される。

1990年代末ころより墨画の技法を取入れたモータースポーツ・イラストを描きはじめる。

2002年、サッカーW杯日韓大会開催期間中、読売新聞紙面にて1コマ漫画を発表。

2004年、毎年恒例となる鈴鹿サーキットでの「墨のF1」個展が始まる。

主な活動
個展など

2002年 東京、ホンダ本社ビル、ウェルカムプラザ青山『墨のCART・垂井ひろしイラスト展』

2003年 オランダ Zandvoortにて 『Art Work Exhibition at Marlboro Masters』

2004年 東京、ホンダ本社ビル、ウェルカムプラザ青山『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2004年 F1日本GP 鈴鹿サーキット『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2005年 F1日本GP 鈴鹿サーキット『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2006年 F1日本GP 鈴鹿サーキット『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2007年 東京渋谷、Gallery LE DECO『墨のF1・垂井ひろしイラスト展 in Tokyo』

2007年 ツインリンクもてぎ Hondaコレクションホール『墨のINDY &F1・垂井ひろしイラスト展 at INDY JAPAN』

2007年 東京池袋、アムラックス東京『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2007年 京都、知恩院 和順会館『墨のF1・垂井ひろしイラスト展 at 知恩院』

2007年 鈴鹿サーキット(2009 SUZUKA AGAIN)『墨のF1・垂井ひろしイラスト展』

2008年 京都、知恩院 和順会館『墨のF1・垂井ひろしイラスト展 at 知恩院』

2008年 大阪、アリオ八尾トヨタオートモール『墨のクルマイラスト展』

2009年 京都、ぎゃらりぃ西利『鈴鹿墨展+墨のF1アート垂井ひろし展 at 祇園』

2009年 東京六本木、 F1 PIT STOP CAFE『墨のF1アート垂井ひろし展 at F1 PIT STOP CAFE』

2009年 F1日本GP 鈴鹿サーキットにて『墨のF1アート垂井ひろし展』

2010年 鈴鹿サーキットゆうえんち『墨のF1アート展・垂井ひろし鈴鹿墨かきぞめライブ』

2010年 イオンモール鈴鹿ベルシティ『墨のF1アート垂井ひろし展』&墨画ライブ

2010年 F1日本GP 鈴鹿サーキット『墨ぐらんぷり垂井ひろし展』&墨画ライブ

2011年 イオンモール鈴鹿ベルシティ『墨のF1アート垂井ひろし展』&墨画ライブ

2012年 幕張メッセ、
東京オートサロン・オープニングセレモニーにて墨画パフォーマンス

2012年 イオンモール鈴鹿にて『墨のF1アート展』『F1ドライバーズ顔展1987?』&墨画ライブ

2012年 京都、知恩院 和順会館にて『墨ぐらんぷり展』『F1ドライバーズ顔展1987?』

2012年 第1回 富士山マラソン(旧河口湖日刊スポーツマラソン)前夜祭にて墨画ライブ

2013年 幕張メッセ、東京オートサロン・オープニングセレモニーにて墨画パフォーマンス

2013年 東京新宿、Coffee & Gallery ゑいじう『墨ぐらんぷり垂井ひろし展』

2013年 イオンモール鈴鹿ベルシティ『墨のF1アート垂井ひろし展』&墨画ライブ

2013年 東京日本橋、伊場仙まちがど展示館『The 歌舞伎役者絵展』

2014年 幕張メッセ、東京オートサロン・オープニングセレモニーにて墨画パフォーマンス

2014年 東京新宿、Coffee & Gallery ゑいじう『墨ぐらんぷり垂井ひろし展』

2014年 富士スピードウェイ、FIA世界耐久選手権、歓迎レセプションにて墨画パフォーマンス

2015年 幕張メッセ、東京オートサロン・オープニングセレモニーにて墨画パフォーマンス

2015年 ロシア・モスクワ、JAPAN FES "HINODE"にて墨画パフォーマンス

2015年 東京新宿、Coffee & Gallery ゑいじう『墨ぐらんぷり垂井ひろし展』

2016年 グランドハイアット東京、Excellence Porsche 発表会にて墨画パフォーマンス

2016年 東京新宿、Coffee & Gallery ゑいじう『墨ぐらんぷり垂井ひろし展』

グループ展参加多数。
自動車系雑誌連載

1994年?2001年 『
F1グランプリ特集』(ソニーマガジンズ)

1996年?1997年 『CAR STAGE』(ソニーマガジンズ)

1999?2002年 『オートスポーツ』(三栄書房)

2000年 『GPX』(山海堂)

2001? 02年 『Racing On』(ニューズ出版)

2001?04年 『アズエフ』(三栄書房)

2001?04年 『F1速報』(ニューズ出版)

2002?04年 『af The STAGE』(交通タイムス社)

2003年 『F1der』(三栄書房)

2004?06年 『GT-Rマガジン』(交通タイムス社)

2004?06年 『GENROQ』(三栄書房)

2008年?2009年 『CARトップ』(交通タイムス社)

サッカー雑誌連載

1995?97年 『Jサッカーグランプリ』(ソニーマガジンズ)

2002?06年 『Footival
』(ソニーマガジンズ)

音楽活動

音楽活動については本人の公式サイトのプロフィールで一切触れられていないのであまり知られていないが、イラストレーターとしての活動より長い。
作詞・作曲・ボーカルを手がけるが、楽器は一貫してベースにこだわっている。

中学生でビートルズを知り、楽器の練習をはじめる。
1978年、ロンドンパンクやニューヨークの
ラモーンズの強い影響を受け「喝!タルイバンド」結成。
最初はサイドギター担当だったが、後にベースに転向。
バンド活動開始当初から長い間「たるい正太郎」を名乗っていたが、近年はイラストレーターと同じ「垂井ひろし」と名乗っている。


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