さかの こういち
坂野 公一
生誕 (1970-07-24) 1970年7月24日(53歳)
国籍 日本
職業グラフィックデザイナー・装幀家
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坂野 公一(さかの こういち、1970年7月24日[1] - )は日本のグラフィックデザイナー、装幀家、welle design(ヴェレデザイン)株式会社代表。 1993年、神戸芸術工科大学芸術工学部視覚情報デザイン学科卒業[3]。在学中、杉浦康平の指導を受ける[2]。 同年、ソニー株式会社に入社、製品マニュアルを制作するドキュメントデザインセンターに配属となり、エディトリアルデザインを担当する[1][4][5]。 1996年、同社を退社、グラフィックデザイナーの杉浦康平に師事し、氏が代表を務める杉浦康平プラスアイズに入社、書籍の装幀デザインを学ぶ[4]。 2003年、同社を退社。独立し、welle design株式会社を設立[5]。 書籍装幀、ブックデザイン、エディトリアルデザインの全般を手がけ、主に文芸書
経歴・人物
一般社団法人日本推理作家協会会員。趣味はテレビ・映画観賞で、特撮ものやアニメーションを好む[1]。 独立後に初めて手がけたのは、京極夏彦『豆腐小僧双六道中 ふりだし』(講談社)だった。 その後、2003年11月に死去したブックデザイナーの辰巳四郎の仕事を引き継ぐ形で、文芸書、中でもミステリ作品を中心に装幀を担当するようになる[2]。
独立後
主な装幀作品
京極夏彦『豆腐小僧双六道中 ふりだし』(講談社)[2]
森博嗣『Φは壊れたね』(講談社ノベルス)[6]
三津田信三『蛇棺葬』(講談社文庫)[7]
島田荘司『リベルタスの寓話』(講談社)[1]
斉木香津『幻霙』(双葉社)[8]
道尾秀介『ラットマン』(光文社)[1]
麻見和史『石の繭 警視庁殺人分析班』(講談社文庫)[8]
綾辻行人『新装改訂版 十角館の殺人』(講談社文庫)[9]
前川裕『クリーピー』『アトロシティー』『アパリション』(光文社)[8]
水木しげる『水木しげる漫画大全集』(講談社)[10]
脚注^ a b c d e 日本推理作家協会
^ a b c d 入会のご挨拶 - 日本推理作家協会