坂田直樹
生誕1981年
出身地 日本京都府
ジャンル現代音楽
職業作曲家
公式サイトhttps://naokisakata.net/jp/
坂田 直樹 (さかた なおき、1981年 - )は日本の現代音楽の作曲家である。 1981年、京都府生まれ[1]。2007年、愛知県立芸術大学を首席で卒業後、渡仏し、翌2008年にエコールノルマル音楽院で高等ディプロマを取得[1]。2013年にパリ国立高等音楽院の作曲科でステファノ・ジェルヴァゾーニに師事[1]。 2017年から2018年にかけて、彼の管弦楽作品「組み合わされた風景」が武満徹作曲賞、尾高賞、芥川作曲賞の3つの作曲賞を受賞した[2][3][4]。1作品による3つの作曲賞の受賞は先述の3つの賞の歴史上初である[5]。 2020年4月から2023年5月まで、名古屋フィルハーモニー交響楽団の3代目コンポーザー・イン・レジデンス[5]を務めた。
略歴
受賞歴
入野賞 (2015年、光の化石[6])
武満徹作曲賞 (2017年、組み合わされた風景[2])
尾高賞 (2018年、組み合わされた風景[3])
芥川作曲賞 (2018年、組み合わされた風景[4])
主要作品
管弦楽作品
組み合わされた風景 (2016)
手懐けられない光 (2020)
拍動する流れ (2020)
協奏曲
ミラージュ・ソング (2017-2018、アコーディオンと10人の楽器奏者のための協奏曲)
ミラージュ・ラインズ (2019、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲)
ピアノ小協奏曲 (2022)[7]
室内楽作品
光の化石 (2013-2014)
胞子 (2018)
逃亡する炎 (2020)
脚注^ a b c “Biography
^ a b “[武満徹作曲賞] 2017年度審査結果・受賞者の紹介(審査員: ハインツ・ホリガー)”. 東京オペラシティコンサートホール. 2021年5月26日閲覧。
^ a b “(短信)尾高賞に坂田氏”. 日本経済新聞. 2021年5月26日閲覧。
^ a b “第28回 芥川作曲賞 坂田直樹氏の作品「組み合わされた風景」に決定”. SUNTORY. 2021年5月26日閲覧。
^ a b “コンポーザー・イン・レジデンス”. 名古屋フィルハーモニー交響楽団. 2021年5月26日閲覧。
^ “ ⇒第36回入野賞(室内楽部門)2015、選考結果”. 入野賞. 2021年5月26日閲覧。
^ “ピアノとオーケストラのための新曲が名古屋で初演”. NAOKI SAKATA -Music composer- (2022年2月18日). 2021年8月4日閲覧。
外部リンク
公式サイト