地蔵菩薩
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「地蔵」はこの項目へ転送されています。福岡県の山(標高675.3m)については「脊振山地」をご覧ください。
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地蔵菩薩
国宝・木造地蔵菩薩立像
(奈良・法隆寺大宝蔵院)
名地蔵菩薩
梵名「クシティガルバ」
(?????????? K?itigarbha)
別名中国語:地藏菩薩( Di Zang Pu Sa)
経典『法華経』『地蔵菩薩本願経
信仰地蔵信仰六地蔵地蔵盆
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地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを釈迦から委ねられたとされる[1]

サンスクリット語では「クシティガルバ」(?????????? [K?itigarbha])という[2]。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」としている。また持地、妙憧、無辺心とも訳される。三昧耶形は、如意宝珠と幢幡[注 1]錫杖種字は ? (カ、ha [ハ])

大地が全ての命を育む力を蔵するように苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。

日本における民間信仰では、道祖神としての性格を持つとともに、「子供の守り神」として信じられており[3]、よく子供が喜ぶ菓子が供えられている。日本では一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」「お地蔵様」と呼ばれる。
概要木造地蔵菩薩坐像 京都・六波羅蜜寺(鎌倉時代、伝運慶作、重要文化財地蔵菩薩像 奈良国立博物館(鎌倉時代、重要文化財)

地蔵菩薩は、?利天に在って釈迦仏の付属を受け、釈迦入滅後、5億7600万年後か56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道すべての世界(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に現れて衆生を救う菩薩であるとされる (六道能化〈ろくどうのうげ〉[4])。

虚空蔵菩薩と地蔵菩薩が一対で安置される例は京都・広隆寺(講堂)などにあるが、一般的ではない。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}地蔵菩薩の起源は、インドバラモン教神話に登場する大地の女神プリティヴィーで、大地を守護し、財を蓄え、病を治すといった利益信仰があり、これが仏教にも取り入れられ、地蔵菩薩が成立したとされる[信頼性要検証][1]。[誰によって?]経典として「地蔵菩薩本願経」「大乗大集地蔵十輪経」「占察善悪業報経」が地蔵三経と呼ばれるが、「占察善悪業報経」は偽経とも言われる[1]
像容

一般には剃髪した声聞・比丘形(僧侶の姿)で白毫があり、袈裟を身にまとう。装身具は身に着けないか、着けていても瓔珞(ネックレス)程度。左手に如意宝珠、右手に錫杖を持つ形、または左手に如意宝珠を持ち、右手は与願印(掌をこちらに向け、下へ垂らす)の印相をとる像が多い(この場合、伝統的に彫像であることが多く画像はまれである)。

しかし密教では胎蔵曼荼羅地蔵院の主尊として、髪を高く結い上げ装身具を身に着けた通常の菩薩形に表され、右手は右胸の前で日輪を持ち、左手は左腰に当てて幢幡を乗せた蓮華を持つ。
功徳利益

地蔵菩薩本願経』には、善男善女のための二十八種利益[5]と天龍鬼神のための七種利益[6]が説かれている。
二十八種利益


天龍護念(天と龍が守護してくれる)

善果日増(善い行いの果報が日々増していく)

集聖上因(悟りの境地へ至る因縁が集まってくる)

菩提不退(悟りの境地から後退しない)

衣食豊足(衣服や食物に満ち足りる)

疾疫不臨(疫病にかからない)

離水火災(水難や火災を免れる)

無盗賊厄(盗賊による災厄に遭わない)

人見欽敬(人々が敬意を払って見てくれる)

神鬼助持(神霊が助けてくれる)

女転男身(女性から男性になれる)

為王臣女(王や大臣の令嬢になれる)

端正相好(端正な容貌に恵まれる)

多生天上(天界に生まれ変わる事が多い)

或為帝王(あるいは人間界に生まれ変わって帝王になる)

宿智命通(過去世〈宿命、しゅくみょう〉を知る智慧を持ち、過去世に通ずる)

有求皆従(要求があれば皆が従ってくれる)

眷属歓楽(眷属が喜んでくれる)

諸横消滅(諸々の理不尽な事が消滅していく)

業道永除(地獄などの悪い場所に生まれ変わらせる業道(karma-patha)が永く除かれる)

去処盡通(赴く場所に うまくいく)

夜夢安楽(睡眠中に安らかな夢を見る)

先亡離苦(先祖・先亡の霊が苦しみから解放される)

宿福受生(過去に なした善行によって良い生まれを受ける)

諸聖讃歎(諸聖人が讃えてくれる)

聰明利根(聡明で利発になる)

饒慈愍心(慈悲の心に溢れる)

畢竟成佛(必ず仏に成る)

七種利益


速超聖地(さらに すぐれた境地へ速やかに進める)

悪業消滅(悪いカルマが消滅する)

諸佛護臨(諸々の仏が護ってくれる)

菩提不退(悟りの境地から後退しない)

増長本力(本来持っていた能力が増幅される)

宿命皆通(過去世の全てに通ずる)

畢竟成佛(必ず仏に成る)

真言

オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ [7](O? ha ha ha vismaye sv?h?)

邦訳すれば『オーン、ha・ha・ha(地蔵菩薩の種子を3回唱える)、希有なる御方よ、スヴァーハー』となる。
信仰地蔵十王図 パリ・ギメ美術館 敦煌将来(10世紀)地蔵十王図 静嘉堂文庫(高麗時代)
中国における地蔵信仰


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