地球
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地球
the Earth

アポロ17号にて撮影された写真『ザ・ブルー・マーブル
分類地球型惑星
軌道要素と性質
元期:2014年5月23.0日TT = JD2 456 800.5
平均公転半径1.49597870700×1011 m[1]
近日点距離 (q)1.471×108 km [1]
遠日点距離 (Q)1.521×108 km [1]
離心率 (e)0.0167[1]
公転周期 (P)365.24219 日太陽年[2]
365.25636 日(恒星年[2]
365.25964 日(近点年)[2]
平均軌道速度29.78 km/s[1]
軌道傾斜角 (i)0.002°[1]
近日点黄経 ( ϖ {\displaystyle \varpi } )102.985°[1]
昇交点黄経 (Ω)174.838°[1]
太陽の惑星
衛星の数1([1]
物理的性質
赤道面での直径12 756.274 km[注釈 1]
半径6356.752 km(極半径)[注釈 2]
外周40075.017 km(赤道周長)[注釈 2]
表面積5.100656×108 km2[注釈 2]
体積1.083207×1012 km3[注釈 2]
質量5.972×1024 kg[1]
太陽との相対質量3.0404×10?6[1]
月との相対質量81.3008[1]
平均密度5.51×103 kg/m3[1]
脱出速度11.18 km/s[1]
自転周期23時間56分4.0905秒[2]恒星日
24 時間 + 1から2ミリ秒程度(平均太陽日 (LOD))
アルベド(反射能)0.30[1](Bondアルベド)
赤道傾斜角23.44°(元期 2014年5月23.0日TT[1]
表面温度

最低平均最高
184 K288 K [3]333 K

年齢約46億年[4]
大気の性質
大気圧101.325 kPa
平均気温15 ℃ (?70 ℃ ? +55 ℃)
窒素78%(体積比)[3]
酸素21%(体積比)[3]
アルゴン0.93%(体積比)[3]
二酸化炭素0.038%(体積比)[3]
水蒸気約1%(測定点の気候により変動)
Template (ノート 解説) ■Project

地球(ちきゅう、: The Earth)は太陽系惑星の1つ[5]太陽から3番目に近いため太陽系第3惑星と言われる。表面に、空気中に酸素を大量に蓄え、人類を含む多種多様な生命体が生存することを特徴とする惑星である[6]
概要

地球とは人類が住んでいる天体、つまり人類の足元にある天体のことである。「」という字・概念と「球」という字・概念でそれを表現している。英語(Earth)やラテン語 (Tellus, Terra)など他の言語でも多くは「大地」を表す語が当てられている。日本語において、この星を呼ぶ名である「地球」という単語は、中国語由来である。中国語の「地球」は明朝の西学東漸(中国語版)期に初めて見られ、イタリア人宣教師マテオ・リッチ(1552年 - 1610年)の『坤輿万国全図』がこの単語が使用された最初期の資料である[7][8]清朝後期に西洋の近代科学が中国に入ってくると、大地球体説が中国の人々によって次第に受け入れられるようになり、「地球」(または地毬)という単語が広く使われるようになった[9][10][11]。当時の新聞申報の創刊号には「地球説」に関する文章が掲載されている[12]。日本では、江戸時代頃にこの漢語が輸入され、1700年代頃の西洋紀聞和漢三才図会に、使用例がある。幕末から明治期には、庶民も使うほどまでに定着した[13][14][15]

地球は太陽系の惑星の一つである[5]。その形は、ほぼ回転楕円体で、赤道半径は6378kmほどで、極半径は6357km[5]。(より精度の高い数字については後述の「物理的性質」の項を参照のこと)その運動に着目すると、365日強で太陽の周囲を一周し、24時間で1回 自転しており[5]、太陽からの平均距離は1億4960万km[1]

その内部は大まかに地殻マントル、核の3部分から成っている。地球全体の平均密度は1cm3当たり5.51gである[1]。表面は大気に覆われている[5]

放射性元素による隕石年代測定[16]アポロ計画によって持ち帰られたの岩石分析から[17]、地球は誕生してから約46億年経過していると推定される[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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