地球連合軍の機動兵器
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地球連合軍の機動兵器では、『機動戦士ガンダムSEED』を初めとする「C.E.(コズミック・イラ)」作品に登場するモビルスーツ (MS) とモビルアーマー (MA) の内、地球連合軍陣営の兵器について解説する。
MS
試作機
G兵器開発計画(大西洋連邦)

アニメーション『機動戦士ガンダムSEED』作中世界観における第1次連合・プラント大戦の地球連合軍の試作MS開発計画であり、作中では第1?2話において中立国であるオーブ連合首長国と、地球の国家である大西洋連邦との間で計画が進められたこと、第12話において作中の登場人物であるデュエイン・ハルバートンがその責任者であったことが語られている。

設定上は「G計画」とも記述される[1]。公式年表においてはC.E.69年に行われた戦闘によって連合部隊がザフトの新機軸兵器であったMS「ジン」に敗北した事を受け、当時大佐であったハルバートンに地球連合軍内でのMS開発を上申するも却下、その後、一部議員の援助を受け計画が極秘裏に進行し、C.E.70年7月?9月の間にオーブとの共同開発という形で本格的に開始されたとしている[1]。外伝作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』では、自国内でのMS開発に行き詰まっていたオーブにおいて、その氏族であるサハク家が連合が民間企業からも技術の収集を行っていた事に着目し、モルゲンレーテ社を窓口に、連合のMS技術を入手する目的で接近した一幕が描かれている[2]
初期GAT-Xシリーズ

地球連合所属国家の大西洋連邦が、オーブ連合首長国のモルゲンレーテ社との共同で開発した新型試作MS群で、開発計画の提唱及び責任者はデュエイン・ハルバートン提督[3]。当初は大西洋連邦独力によるプロジェクトであったが、C.E.70年7月12日、戦局の膠着状態を受け、計画進捗の促進を目的に、オーブ連合首長国国営企業モルゲンレーテ社との共同開発に変更、また、開発するMSの運用母艦の建造も並行しておこなう事になった[1]

この機体群は、全機が特殊装甲のPS装甲を採用しており、携行装備が実弾を中心としていたザフトのMSの攻撃を無力化する事が可能だった。また、機体に使用されているフレームも工夫が行われており、通常の「X100番台フレーム」、100番台フレームに特殊機能を付加させた「X200番台フレーム」、航空形態等への可変機構の搭載を前提とした「X300番台フレーム」の3タイプに分けられている[4]。そのうえで新型の低電力高出力ジェネレーターの実用化によって小型化されたビーム兵器を搭載しており、標準装備で既に艦船をも撃沈する攻撃力を有している[5]

G兵器の「G」とは、「Genesis」及び「Genocide」の頭文字である[6]

G兵器の「G」はOSの頭文字でもあり、通常は「G」、もしくは「Xナンバー」と呼ばれ、5機の機体には、G.U.N.D.A.M.(General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System=単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム)と呼ばれるOSが搭載されている。型式番号のGATは、「Gressorial Armament Tactical=戦術装脚兵装」の略で、Xは試作機を表している[7]。尚、GAT-Xシリーズでは機体のシリアルナンバーのうちデュエル以前の101やバスターとストライクの間に値する104など、番号が飛び飛びで欠番になっているが、これはシミュレーション止まりで実機製作に至らなかった機体もカウントしているからである[4]。この一連の機体群は、資料によって「初期GAT-X」[8]、「前期GAT-X」とも記述される[9]
開発されたG兵器


GAT-X102 デュエル

GAT-X103 バスター

GAT-X105 ストライク

GAT-X207 ブリッツ

GAT-X303 イージス

別系統で開発


GAT-FJ108 ライゴウ
アクタイオン・プロジェクトで開発されたストライクEのデータを元にフジヤマ社が独自改良し開発した機体。
後期GAT-Xシリーズ

国防産業複合体の理事を務めるムルタ・アズラエルの支援のもと開発された試作機群。初期GAT-Xシリーズからの最大の変更点は装甲に改良型PS装甲である「トランスフェイズ装甲」を採用した事である。被弾時にのみフェイズシフトが自動かつ時限的に展開されることで電力消費が大幅に節約されるため、出力の高いビーム兵器の積載が可能となった[8]

初期GAT-X(前期GAT-X)の設計が完了した段階で第二世代機として設計がスタート[10]。特殊化し過ぎた機体は量産機用に開発されたナチュラル用OSでは十分には制御出来ず、投薬や手術などで強化されたブーステッドマンの搭乗を前提とした機体となっている[9][8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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