地球へ…
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地球へ…
ジャンル超能力SF漫画
漫画
作者竹宮惠子
出版社朝日ソノラマ
角川書店
中央公論社
嶋中書店
スクウェア・エニックス
掲載誌マンガ少年
レーベルサンコミックス
愛蔵本
竹宮惠子全集1?3
中公愛蔵版
中公文庫コミック版
アイランド・コミックス
GFC SUPER 新装版
発表号1977年1月号 - 1980年5月号
巻数全5巻(サンコミックス)
全2巻(愛蔵本)
全3巻(竹宮惠子全集1?3)
全1巻(中公愛蔵版)
全3巻(中公文庫コミック版)
全3巻(アイランド・コミックス)
全3巻(GFC SUPER 新装版)
話数全28話

ラジオドラマ
ラジオドラマ
放送局NHK-FM放送
番組NHK-FM夏期特集・ステレオ劇画
発表期間1979年7月23日 - 7月28日

アニメ
アニメ
原作竹宮惠子
監督ヤマサキオサム
シリーズ構成西園悟
脚本西園悟、堺三保、根元歳三、出渕裕大野木寛
佐藤大森田繁面出明美山崎理、ヤマサキオサム
キャラクターデザイン結城信輝
メカニックデザイン石津泰志、柳瀬敬之、松本秀幸
音楽高梨康治
アニメーション制作南町奉行所東京キッズ
製作毎日放送スカパーWellthink
ANIPLEX
放送局毎日放送、TBS系列
放送期間2007年4月7日 - 9月22日
話数全24話

漫画(その他)
漫画:?青き光芒のキース?
原作・原案など竹宮惠子
作画林ふみの
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊Gファンタジー
発表号2007年6月号 - 2008年3月号
巻数全2巻
話数全10話

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画ラジオアニメ

『地球へ…』(テラへ)は、竹宮惠子による日本SF漫画作品、およびこれを原作とした派生作品。第9回(1978年星雲賞コミック部門、第25回(1979年小学館漫画賞少年少女部門を受賞。
概要

月刊マンガ少年』(朝日ソノラマ)に1977年1月号から1980年5月号にかけて連載された。全4部構成。1995年には文庫化し、2006年の時点では10版まで出版されている。2007年4月6日には新装本が出版された。

当初は3回で終了する予定でスタート[1]し、第4話で一旦第1部が完結。その後、断続的に第4部まで3年半にわたり連載が続いた。竹宮は夢に見た“涙を流すナキネズミ”のイメージを元に第1部を描き、初期構想では第1部のみの短編にするつもりだった。また、当初は竹宮とメカデザイン担当ひおあきらとの合作になる予定であったが、「地球へ…」と同じソノラマのコンバトラーV単行本の締め切りをひおが半年遅らせており、担当が許可しなかったために合作は幻に終わった[2]

マンガ少年に最終回が掲載されたのは1980年5月号で、その直後の1980年4月26日にアニメ映画が公開された。単行本化の際には、雑誌掲載の原稿に加筆、修正がなされた。第4部には大幅な修正が行われ、S.D.の解釈などが雑誌掲載時と異なっている。

ラジオドラマ版(1979年)、アニメ映画版(1980年)、テレビアニメ版(2007年)がある。
あらすじ

現代から遠く離れた未来―S.D.(Superior Dominance:特殊統治体制、西暦3千数百年)の時代。人類はスーパーコンピュータ(人工知能)による完全な管理の下、子供を養育する惑星と、社会を営む大人の惑星とに分かれて住んでいた。

地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、『目覚めの日』(=14歳の誕生日)の数日前から不思議な夢を見ていた。盲目の美少女と青年が会話している場面である。

そして『目覚めの日』、ジョミーは成人検査の最中に、夢に出てきた青年に助けられた。実は成人検査とは、社会人としての適性を検査し、過去の記憶を消され洗脳されると同時に、超能力を持つ新人類「ミュウ」を発見し社会から排除するためのものでもあった。“不適格者”(=ミュウ)と診断されたジョミーは抹殺されそうになるが、そこへミュウの手助けが入り、混乱の中ミュウの船へ迎えられることとなる。実はジョミーも自覚がないだけでミュウだったが、繊細なミュウには耐えられないとされる諸検査を、その強靭な精神力でことごとくクリアしていたのだ。

夢の若者の正体は、当代のミュウの長ソルジャー・ブルー。彼らは長年にわたりミュウへの人権付与を訴えてきたが、願いは叶わず、仲間を増やしつつ、統治機構がある地球を目指していた。ジョミーは最初は戸惑い、抵抗心剥き出しだったが、障害の補完として超能力を持つ他のミュウとは違って“健常者かつミュウ”であることから、新しいソルジャー(ミュウの長の称号)となるようブルーに請われ、彼の記憶と精神を受け継ぎ“ソルジャー・シン”となる。

一方、統治者候補で“無垢な者”としての養育を受け、執行機関「メンバーズ・エリート」の一員となったジョミーと同い年の青年がいた。彼の名はキース・アニアン。親友のサムなどとは違い、成人検査を受けた記憶も幼い頃の記憶も一切持たない彼は、様々な出来事の中で、徐々に自身の正体とミュウの廃絶の可能性の有無を見出しながら出世コースをひた走る。

この2人の接触は、十数年にもわたるミュウと人間の戦いと、地球の新時代の幕開けにつながる様々な事件を引き起こすこととなる。ミュウも人間も葛藤し、悩み、苦しみ、悲しみを味わいながら、戦いに身を投じていく。

はたして、ジョミーたちミュウは地球(テラ)へたどり着くことができるのか……?
世界背景

科学の発展により文明が高度化し、ワープ航法によって宇宙へ旅立つことができるようになった時代、「人類が地球を窒息させている」と結論付けた一部の人間の考えにより、人類の手ではもはや修復不可能なまでに進んだ環境破壊で生命滅亡の淵にある地球を再生するため、全ての人間がマザーコンピュータとともに植民惑星へ退去した。

人類は出生から成長、死に至るまですべてコンピュータによって完全に管理されていた。無作為に選び出された精子卵子を受精させ、人工子宮により『赤ん坊』として生きられるようになると、無作為に選ばれた養親によって『目覚めの日』(=14歳の誕生日)まで安心かつ健全、しかも画一化された教育惑星で育てられる。『目覚めの日』前後になると、星のマザーコンピュータによって《成人検査》が行われ、今までの記憶の消去と地球人として生きるための知識の注入を受け、“大人”としての教育を受けるべく、さらに高度な教育が受けられる“エデュケーショナル・ステーション”に送られる。

しかし、成人検査をパスできない人もいる。また、この成人検査の過程で誕生するのは“大人”とみなされた人間だけではない。超能力保持者“ミュウ”も誕生させていたのだ。ほとんどのミュウは、感情過多などの兆候からESP(エスパー)チェックにより深層心理まで分析され、排除されてきた。だが、管理体制の実態を見抜き脱出に成功したミュウたちは集団を作り、人類にミュウの存在を認めるよう働きかけてきた。


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