この項目では、2008年のトーマス・ハウエル監督のビデオ映画について説明しています。
1951年のロバート・ワイズ監督の映画については「地球の静止する日」をご覧ください。
2008年のスコット・デリクソン監督の映画については「地球が静止する日」をご覧ください。
地球が静止した日
The Day the Earth Stopped
監督C・トーマス・ハウエル
脚本ダレン・ダルトン
『地球が静止した日』(ちきゅうがせいししたひ、原題:The Day the Earth Stopped)は、アメリカ合衆国の映画スタジオであるアサイラムが、2008年に製作したオリジナルビデオ映画で、C・トーマス・ハウエルが監督、主演した作品。
映画のタイトルや設定は、同じく2008年の映画『地球が静止する日[注 1]』(The Day the Earth Stood Still) と酷似しており、いわゆるモックバスター(便乗作品)(mockbuster) であるが、筋の展開には『インデペンデンス・デイ』や『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す (Earth vs. the Flying Saucers)』など他のSF映画から採られた要素も盛り込まれている。この映画は、『新・宇宙戦争 (War of the Worlds 2: The Next Wave)』に続く、ハウエルのアサイラムにおける2作目の監督作品である。
本作は、アメリカ合衆国ではR指定(17歳未満は保護者の同伴が必要)、イギリスでは15指定(15歳以上)を受けている。 ジョシュ・マイロンは、宇宙から巨大なロボット群が来襲し、「人類が存在する価値を示せなければ地球を破壊する」と恫喝する状況を目の当たりにする。マイロンは、宇宙人のメッセンジャーであるスカイを護るため、追われる身となりながらもスカイの要求を果たそうとするが、その間にも宇宙人たちは地軸を揺さぶりはじめ、地球人のあらゆる軍事的防衛行動は打ち破られていく。 役名俳優日本語吹き替え ※その他の日本語吹き替え:間宮康弘/田村健亮/小宮山絵理/東條加那子/北沢力/居谷四郎 この作品は、2008年の映画『地球が静止する日』と酷似していたことから、本作の映画プロデューサーたちの行ないは盗作にあたると考えた20世紀フォックス(『地球が静止する日』の製作会社)から、法的措置も辞さないと警告された[1]。しかし、その後法的な動きは出ていない。
ストーリー
キャスト
ジョシュ・マイロンC・トーマス・ハウエル檀臣幸
チャーリージャド・ネルソン駒谷昌男
ブリューウィットDarren Dalton|ダレン・ダルトン
スカイシニード・マキャファティ木下紗華
サムキャメロン・ベンダー青山穣
ジョナサンジョナサン・サンダース庄司将之
宇宙人の男バグ・ホール平川大輔
ガードパトリック・イアン・ムーア-
ゲイリー・ダニエルズゲイリー・ダニエルズ(本人役:クレジットなし)-
日本語版制作スタッフ
プロデューサー:駒宮佳代子(クロックワークス)
演出:伊達康将
翻訳:水澤清香
録音・調整:東北新社スタジオ
制作担当:前中祐子、西山陽(東北新社)
日本語版制作:(株)東北新社
論争
脚注
注釈^ 原題が同じである1951年の『地球の静止する日』のリメイク。
出典^ “ ⇒The Day Fox Stoppped The Asylum | Horror Movie, DVD, & Book Reviews, News, Interviews at Dread Central”. Dreadcentral.com. 2012年9月21日閲覧。
関連項目
H.G.ウェルズ 宇宙戦争 -ウォー・オブ・ザ・ワールド- (en:H. G. Wells' War of the Worlds (2005 film)
en:Invasion of the Pod People - 日本語題『侵略』:同様の2007年のアサイラム作品
トランスモーファー -人類最終戦争- (Transmorphers) - 同様の2007年のアサイラム作品