この項目では、『ノブナカ』内で放送された企画について説明しています。2022年に放送が開始されたテレビ番組については「地名しりとり 旅人ながつの挑戦」をご覧ください。
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出典検索?: "地名しりとり" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年9月)
地名しりとり(ちめいしりとり)は、中部日本放送(CBC)の深夜番組『ノブナガ』で放送された企画の一つ。 お笑いコンビペナルティのワッキーこと脇田寧人(わきたやすひと)が住所でしりとりをし、言われた場所に行き、着いたその住所でまたしりとりをするということを繰り返しながらCBCの放送エリアの愛知・岐阜・三重を目指す。 番組放送開始から2004年10月までの3年10ヶ月も続いた。 『クヮンガクッ』(MBS)の「レシートすごろく」を参考に作られた[1]。
概要
ルール
通行人に現在地住所の末尾の文字が頭文字となる地名と、その場所にある目的地を答えてもらう。目的地に到着したら、その場所の正確な地名を調べ、その末尾で再びしりとりを行う。ただし、××市の後に続く○○町の「町」(一部例外あり)や、「×丁目」は省略する。(例えば、現在地が愛知県名古屋市中区栄3丁目の場合は、栄の「え」からしりとりをする)
愛知県・岐阜県・三重県の3県の地名が出て、3県とも行くことができればゴール。
濁音や半濁音の場合はそれらを除いた音も入れる。(「ば」の場合、「は」でしりとりしても良い)
海外の地名でも日本語の音韻体系に当てはめて行う。(ハワイの"Caria Road"の場合→カリアロードの「ド」または「ト」)
しりとりは街行く人とする。基本的に誰でも構わないが、ワッキーの方からしりとりを頼まなければならない(相手から先に声を掛けられたら、その人とはしりとりできない)。また、過去に一度しりとりをした、同じ人とはもうしりとりはできない。
一度しりとりをお願いしたら、必ずその人としりとりをしなければならない(明文化されていないが、声をかけておいて「やっぱりやめる」では失礼なので、実際に必ずしりとりをしている)。ただし、しりとりを頼まれた人が、行ったことのある地名を思いつかないなどの理由でしりとりができなかった場合は、この限りではない。
しりとりをする人は、行った事のある地名しか言えない(地名は、「宗谷岬」など住所でなくてもよい)。
言われた場所には必ず行かなければならない。
移動には飛行機以外の公共交通機関を利用する。このとき、少しでも早く目的地にたどり着く手段を選ばなければいけない(例えば、今が夜中の1時だった場合に翌朝の新幹線を待つのではなく、夜行バスを利用する)。ただし海外など飛行機でなければ行けないときは、定期の船便がないことを確認の上で、例外的に飛行機の利用が認められる。
公共交通機関のない場所や時間帯でのレンタカーでの移動は可。
「ん」ルール:言われた場所に行った結果、その場所の住所の末尾が「ん」だった場合(「弁天町」など)、1つ前の場所まで戻り、そこで再びしりとりをする(このルールは当初明示されておらず、最初に「ん」が出た東京都新島村新島本村まで、同行ディレクターが「『ん』の場合」と表書きされた封筒をワッキーには内緒で持ち歩いていた。ちなみにこのときは北海道に戻る羽目になった)。一度行ったことのある場所で、「ん」で戻ることが行く前からわかっている場所であっても、言われた場所にはいかなければいけないルールのため、無意味に往復する羽目になる(実際に真駒内公園で事態が起きている)。[2]
スタッフ
同行、編集
岩井富士夫(CBCプロデューサー)
丸山英明(CBCディレクター)
(姓名不詳の男性ディレクター)
佐藤美保(CBCディレクター)
同行スタッフは一名で、カメラマンとしてハンディカメラでの撮影も行った。数日ごとにローテーションで交代し、同行していない間に編集作業とナレーション原稿の作成を行った。
ナレーション
渡辺美香(CBCアナウンサー)
エピソード
企画開始名古屋市中区栄からスタート。最初の文字は「名古屋」の「や」。最初に出たのは「矢場町(やばちょう)」(名古屋市中区栄3丁目周辺の通称で、地下鉄の駅名になっているが住所表記としては存在しない)。次は「矢場」の「ば(は)」で、岐阜県の羽島郡が出て、第1回目(1日目)にして「愛知」と「岐阜」の地名は登場したが、「三重」の地名だけがどうしても出ず、三重県を目指しての旅が始まる形となった。
企画が続くと……当初は芸人として、三重県の地名を連想させるようなアクションをしてみたりして頑張っていたが、すぐにやめた。