在日ミャンマー人
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総人口
86,546人
(2023年末現在)[1][2]
居住地域
東京(主に高田馬場周辺)など
言語
ビルマ語、日本語
宗教
仏教、イスラム教、キリスト教
在日ミャンマー人(ざいにちミャンマーじん、ビルマ語: ???????????)は、日本に一定期間在住するミャンマー国籍の人々である。在日ビルマ人(ざいにちビルマじん)と呼ぶこともある。 日本の法務省の在留外国人統計によると、2023年末現在日ミャンマー人は86,546人である[1][2]。 順位在留資格人数 順位都道府県人数 1980年代まで、日本に滞在するビルマ人は留学生中心だった。1988年にミャンマーで軍事クーデターが発生して以降、民主化運動の弾圧から逃れるために世界各国へ脱出するミャンマー人が急増し、日本を目指す者も増加した[3]。 在日ミャンマー人の中には政治的な理由により、母国で迫害される可能性のある人々が多数存在する。そのため難民認定を求める者が多く、難民認定申請数や難民認定者数は国籍別でトップクラスである[4]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}2010年度からは日本でミャンマー難民の第三国定住受け入れが開始され、日本政府はタイに逃れたミャンマー人の中から毎年30人程度を受け入れる方針を取っている。[要出典] 都内には、いくつかのミャンマー人コミュニティがあり[5]、「リトル・ヤンゴン」と呼ばれている東京都新宿区高田馬場周辺をはじめ、豊島区の大塚駅周辺などがある。こういったコミュニティ内にはビルマ料理店[6]や雑貨店などがあり、また、板橋区の中板橋近辺は、在日ビルマ人仏教徒にとって、心のよりどころとなっている上座部仏教僧侶の説法などを受けることのできる重要な地となっている[7]。 2013年頃から技能実習生を始めとしたミャンマー人労働者も増加している[8]。 2015年に入り、一時的にミャンマーの民主化が進んだことから[9]、在日ミャンマー人の中には、帰国をする者も現れた[3]。 2021年2月に国軍がミャンマーでクーデターを断行すると、同国では自称「治安部隊」が丸腰の市民を銃撃して殺害するなど国軍による人権蹂躙が常態化[10]。国軍に敵視されて迫害に遭ったミャンマー市民の緊急避難措置として、日本国法務省傘下の出入国在留管理庁は、ミャンマーにおける情勢不安を理由に日本への在留を希望するミャンマー人に対して、たとえ難民該当性が認められない場合でも在留許可や就労許可を含む特定活動を付与する方針を採用した[11]。
統計
在留資格別(7位まで)
1特定活動13,197
2技能実習1号ロ11,585
3技術・人文知識・国際業務9,526
4留学8,876
5特定技能1号8,016
6技能実習2号ロ7,235
7永住者2,871
都道府県別(10位まで)
1東京16,610
2埼玉4,328
3大阪3,935
4愛知3,852
5千葉3,475
6神奈川3,219
7福岡2,704
8兵庫2,525
9静岡2,516
10群馬2,148
在留者の変遷
著名人
アウン・ソー・モー - 外交官。2021年のクーデターに反対して市民的不服従運動(CDM)への合流を宣言
齋藤飛鳥 - 乃木坂46メンバー。母が在日ミャンマー人、父が日本人の混血
ソー・バ・フラ・テイン - 国民統一政府(NUG)駐日代表。在日ミャンマー人1世
森崎ウィン - 俳優。両親が在日ミャンマー人
脚注[脚注の使い方]
注釈
出典^ a b [1]