在ジンバブエ日本国大使館
Embassy of Japan in Zimbabwe
在ジンバブエ日本国大使館(英語: Embassy of Japan in Zimbabwe)は、ジンバブエの首都ハラレにある日本の大使館。
沿革
1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効により日本国が独立、当時南ローデシア(現・ジンバブエ)を領有していたイギリスも同条約締結国のうちの一国[1]
1953年8月1日、南ローデシアが北ローデシア(現・ザンビア)とニヤサランド(現・マラウイ)を糾合してローデシア・ニヤサランド連邦を結成する[2]
1960年4月1日、ローデシア・ニヤサランド連邦の首府ソールズベリー(現・ハラレ)に在ソールズベリー日本国総領事館を開設することが定められる[3]
1961年3月8日、初代総領事の深井竜雄がソールズベリーに着任して総領事館が開館する[3]
1963年12月31日、ローデシア・ニヤサランド連邦から北ローデシアとニヤサランドが離脱し、南ローデシアを残して同連邦が解体される[4]
1965年11月11日、南ローデシアのイアン・スミス政権が宗主国イギリスとの事前調整が不充分なままローデシア共和国として一方的に独立を宣言したが、日本やイギリスはローデシアの独立を承認せず[5]
1968年、国際連合安全保障理事会の制裁決議(英語版)によるローデシア制裁の一環として、在ソールズベリー日本国総領事館から全館員が引き揚げる[6]
1980年4月18日、南ローデシアが正式な手続きを経てジンバブエとしてイギリスから独立し[7]、日本は直ちに独立を承認、両国の間で国交が樹立された[8]
1981年5月2日、法改正によりソールズベリーの総領事館が正式に廃止され、代わって在ジンバブエ日本国大使館を開設することが定められる[8][9]
1982年4月18日、ジンバブエの首都ソールズベリーがハラレに改称される[10]
所在地
住所: 4th Floor Social Security Centre, Corner of Sam Nujoma Street and Julius Nyerere Way, Harare[11]
私書箱: P.O. BOX 2710, Harare[11]
出典^ VI 平和条約の批准・発効
^ ⇒Federation of Rhodesia & Nyasaland ? Rhodesian Study Circle (英語)
^ a b 『わが外交の近況(第5号) 昭和36年8月』 二 わが国と各地域との間の諸問題 > 英連邦関係 > 4 アフリカの英連邦諸国との関係 > (2) 在ソールズベリー総領事館の開館
^ ⇒Report of the Council of FAO > Report of the Sixty-first Session of the Committee on Constitutional and Legal Matters (CCLM) (Rome. 4-6 October 1993) (英語)
^ 『わが外交の近況(第11号) 昭和42年12月』 二 国際連合における活動とその他の国際協力 > 安全保障理事会 > 2 南ローデシア問題
^ 『わが外交の近況 昭和43年度 (第13号)』 第2部 各説 > 第1章 わが国と各国との諸問題 > アフリカ地域 > 3. 南部アフリカ諸国との関係 > (2) 南ローデシアとの関係
^ Zimbabawean Independence Day 。South African History Online (英語)
^ a b ジンバブエ基礎データ|外務省
^ 法律第三十二号(昭五六・五・二) 。衆議院
^ Capital City of Zimbabwe is renamed 。South African History Online (英語)
^ a b 大使館案内 。在ジンバブエ日本国大使館
関連項目
日本とジンバブエの関係
駐日ジンバブエ大使館
外部リンク
在ジンバブエ日本国大使館、同 (英語)
在ジンバブエ日本国大使館 (JapanEmb.Zim) - Facebook
表
話
編
歴
在ジンバブエ日本大使
在ソールズベリー総領事
総領事館開設1960
深井竜雄1961-
今井実
山口隆二領事
閉鎖1968
在ジンバブエ特命全権大使
独立1980
大使館開設1981
山中貞則1981特派大使
佐々木正賢1981-1984
伊藤義文1984-1987
池部健1987-1990
飯島光雄1990-1994
小西正樹1994-1995
束原麻夫1995-1998
新田宏1998-2000
菅野悠紀雄2000-2002
飯山常成2002-2006
吉川毅男2006-2008
森田幸一2008-2011
福田米蔵2011-2014