土樽駅
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土樽駅
駅舎(2021年7月)
つちたる
Tsuchitaru

◄*土合 (10.8 km) (7.3 km) 越後中里

所在地新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度52分29.64秒 東経138度51分44.20秒 / 北緯36.8749000度 東経138.8622778度 / 36.8749000; 138.8622778 (土樽駅)座標: 北緯36度52分29.64秒 東経138度51分44.20秒 / 北緯36.8749000度 東経138.8622778度 / 36.8749000; 138.8622778 (土樽駅)
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線■上越線
キロ程80.1 km(高崎起点)
電報略号タル
駅構造地上駅
ホーム2面2線
開業年月日1933年昭和8年)12月8日[1]
備考無人駅
* この間に高崎支社新潟支社境界有(当駅から越後中里寄りは新潟支社管内)
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土樽駅(つちたるえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線である。

東京側から望むと、清水トンネルを出てすぐの位置にある。また、上越線は当駅(正確には上り線の清水トンネル高崎側出口付近)から宮内駅信越本線と接続)までが新潟支社管轄である。
歴史

かつて上越線建設工事が行われた際は、この付近の難所(清水トンネル、松川ループ線)に備え、土樽駅がある近くまで湯沢から延長約16kmの軽便鉄道線が敷設されていた。
年表

1931年昭和6年)9月1日鉄道省上越線水上 - 越後湯沢間開通時に土樽信号場として開設[1]

1933年(昭和8年)12月8日:スキー季節中に限り、旅客取扱開始[1]
1935年1月の例では、下りだけでも4本の定期列車が臨時停車していた他、3本の臨時スキー列車が停車していた[2]

1935年(昭和10年)9月25日:台風接近に伴う集中豪雨で、鉄道職員官舎40戸が流失。官舎に居住していた職員及び家族160人は、山に避難し無事[3]

1941年(昭和16年)1月10日:土樽駅に昇格(旅客駅[1]

1945年(昭和20年)12月15日貨物取扱開始(一般駅化)[1]

1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止(再度旅客駅化)[1]

1984年(昭和59年)2月1日荷物扱い廃止[1]

1985年(昭和60年)3月14日無人駅[4]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅駅舎は上り線側にあり、両ホームは跨線橋で連絡している。越後湯沢駅管理の無人駅

以前は、相対式ホーム(副本線)及び通過線(本線)を有する2面4線構造であったが、2008年(平成20年)6月3日から26日までホームの改築が行われた際に副本線が廃止となり、本線上にホームが設置された構造となった。工事期間中は全列車が通過し、越後中里駅 - 当駅間でバスタクシーによる代行輸送が行われた。
のりば

番線路線方向行先
1■上越線上り
水上高崎方面
2下り越後湯沢長岡方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

待合室(2021年7月)

ホーム(2021年7月)

駅周辺毛渡沢橋梁

土樽の名前を冠するが、旧土樽村中心部は越後中里駅付近に当たり、駅周辺に人家は無い。付近にある東京発電水力発電所・土樽発電所(7,000キロワット[5])は1974年(昭和49年)に無人駅化されている[6]。上り線ホーム横を関越自動車道が通っており、当駅東に土樽パーキングエリアがある。

また、当駅付近を流れる毛渡沢は渓流釣りや川遊びスポットとして知られ、上越線毛渡沢橋梁は2017年度に土木遺産に選定されている[7]
以前あった施設

土樽スキー場 : 下りホームから徒歩3分でゲレンデに通じており、駅を通らないと到達出来ないスキー場だった。2004年平成16年)を最後に営業を廃止した。

ユースホステル土樽山荘 : 下りホーム端に案内看板があった。2009年4月10日限りで閉館した。

なお当駅周辺は群馬県境に位置しているが、群馬県方面へ向かう一般道は存在しない。一度湯沢市街地まで迂回し国道17号を経由する必要があり、並走している関越自動車道に関しても湯沢市街地まで行き、湯沢インターチェンジに乗る必要がある。そのため、当駅から土合駅等への鉄道以外でのアクセスは非常に困難である。
登山口

吾策新道

バス路線

越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バスが、当駅近くと越後湯沢駅方面を結んでいる。バスで群馬県方面へ直接行くことは出来ない。

YT 湯沢 = 湯沢学園 = 中里 = 土樽線[8]当駅から湯沢方面に1 km程離れた「土樽」(YT24)バス停が最寄りとなる。2018年12月時点では当駅から徒歩数分の所に「蓬橋」(YT25)バス停があり、平日2往復のみ乗入れていた[9]が、2019年3月限りで廃止されている。

隣の駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
■上越線
土合駅 - 土樽駅 - 越後中里駅
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 U』(初版)JTB、1998年10月1日、452頁。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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