『土曜日の夜』
トム・ウェイツ の スタジオ・アルバム
リリース1974年10月
録音1974年 ハリウッド
ジャンルロック、ジャズ
時間40分54秒
レーベルアサイラム・レコード
プロデュースボーンズ・ハウ
専門評論家によるレビュー
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クロージング・タイム
(1973年)土曜日の夜
(1974年)娼婦たちの晩餐?ライヴ
(1975年)
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土曜日の夜(The Heart of Saturday Night)は、トム・ウェイツが1974年に発表したセカンド・アルバム。 デビュー作『クロージング・タイム』の音作りに不満があったトムは、よりジャズ色の強い音作りを目指し、プロデューサーにボーンズ・ハウを起用。ボーンズは、オーネット・コールマンの出世作『ジャズ来るべきもの』等でレコーディング・エンジニアを務め、1960年代中期からはプロデューサーとしても活動した人物。レコーディングには、マイク・メルヴォイン
解説
セールス面では成功しなかったが、今日ではトムの初期の代表作とする声も多く、ローリング・ストーン誌が2003年に選出したオールタイム・グレイテスト・アルバム500では339位にランク・イン[1]。 トムは無名時代にピザ屋の店員として働いており、夜に活動する多くの人々を見てきた。トムが作る歌詞は、そうした経験に裏打ちされているものが多い。「ゴースト・オブ・サタデイ・ナイト」のサブタイトルにある「Napoleone's Pizza House」とは、トムがかつて働いていた店の名前。 全曲・作詞作曲トム・ウェイツ。 ※日本盤CD(AMCY-3042)歌詞カードに記載されたクレジットに基づく
歌詞
収録曲
ニュー・コート・オブ・ペイント - "New Coat of Paint" - 3:23
サンディエゴ・セレナーデ - "San Diego Serenade" - 3:30
セミ・スウィート - "Semi Suite" - 3:29
シヴァー・ミー・ティンバース - "Shiver Me Timbers" - 4:26
ダイアモンズ・オン・マイ・ウィンドシールド - "Diamonds on My Windshield" - 3:12
土曜日の夜 - "(Looking for) The Heart of Saturday Night" - 3:53
ブルースを弾きながら - "Fumblin' With the Blues" - 3:02
プリーズ・コール・ミー、ベイビー - "Please Call Me, Baby" - 4:25
デポー、デポー - "Depot, Depot" - 3:46
ドランク・オン・ザ・ムーン - "Drunk on the Moon" - 5:06
ゴースト・オブ・サタデイ・ナイト - "The Ghosts of Saturday Night (After Hours at Napoleone's Pizza House)" - 3:16
カヴァー
「ニュー・コート・オブ・ペイント」は、ボブ・シーガーが『The Fire Inside』(1991年)でカヴァー。
「シヴァー・ミー・ティンバース」は、ベット・ミドラーがアルバム『Songs for the New Depression 』(1976年)でカヴァー。
「土曜日の夜」は、ジョナサン・リッチマンがアルバム『ユー・マスト・アスク・ザ・ハート』(1995年)でカヴァー。同曲はホリー・コールによるトム・ウェイツ作品集『Temptation』(1995年)でも取り上げられた。
参加ミュージシャン
トム・ウェイツ - ボーカル、ピアノ、エレクトリックピアノ、アコースティック・ギター
マイク・メルヴォイン - ピアノ、オーケストラ・アレンジ
アーサー・リチャーズ - エレクトリックギター
ジム・ヒューアート - ベース
ジム・ゴードン - ドラムス
トム・スコット - テナー・サックス、クラリネット
オスカー・ブラッシュイアー - トランペット
ボーンズ・ハウ - パーカッション
脚注^ ⇒500 Greatest Albums of All Time: The Heart of Saturday Night - Tom Waits 。Rolling Stone Music 。Lists
表
話
編
歴
トム・ウェイツ
スタジオ・アルバム
クロージング・タイム - 土曜日の夜 - スモール・チェンジ - 異国の出来事 - ブルー・ヴァレンタイン - ハートアタック・アンド・ヴァイン - ソードフィッシュトロンボーン - レイン・ドッグ - フランクス・ワイルド・イヤーズ - ボーン・マシーン - ブラック・ライダー - ミュール・ヴァリエイションズ - ブラッド・マネー - アリス - リアル・ゴーン - オーファンズ - バッド・アズ・ミー