土曜ワイド劇場
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この項目では、テレビ朝日制作のテレビ番組について説明しています。その他の番組については「土曜ワイド」をご覧ください。
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土曜ワイド劇場

土曜プライム・土曜ワイド劇場
Saturday Night at the Mysteries
ジャンル2時間ドラマ
出演者主な作品を参照
製作
制作テレビ朝日(2015年度までは原則第1・2・4・5週)
朝日放送(2015年度までは原則第3週)

放送
音声形式解説放送[注 1]
放送国・地域 日本

開始から1979年3月まで
放送期間1977年7月2日 - 1979年3月31日
放送時間土曜 21:00 - 22:24
放送分84分

1979年4月から1996年3月まで
放送期間1979年4月7日 - 1996年3月30日
放送時間土曜 21:02 - 22:51
放送分109分

1996年4月から2012年9月まで
放送期間1996年4月6日 - 2012年9月29日
放送時間土曜 21:00 - 22:51
放送分111分

2012年10月から2016年3月まで
放送期間2012年10月6日 - 2016年3月26日
放送時間土曜 21:00 - 23:06
放送分126分

土曜プライム・土曜ワイド劇場
2016年度
放送期間2016年4月2日 - 2017年4月8日
放送時間土曜 21:00 - 23:06
放送分126分
特記事項:
2016年3月26日まで、20:58 - 21:00にミニ番組『今夜の土曜ワイド劇場』を放送。
2016年度は、20:58 - 21:00にミニ番組『今夜の土曜プライム』を放送(『土曜プライム』で『土曜ワイド劇場』以外のラインナップを放送するときにも放送)。
放送時間は拡大される場合もあった。
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『土曜ワイド劇場』(どようワイドげきじょう、Saturday Night at the Mysteries[注 2])は、テレビ朝日朝日放送の週替わり制作により、テレビ朝日系列で、1977年7月2日から2017年4月8日まで毎週土曜日の夜に放送されていた2時間ワイドドラマ番組。通称『土ワイ』。

長時間の放映となる2時間ドラマの先駆けで、当初は90分枠で放送されており、1979年以降は2時間枠への枠拡大を経て、放送されていた[1]
概要

1977年7月2日に『土曜映画劇場』の後番組として90分枠で開始され、長時間ドラマの先駆けとなった。後年には2時間以上のドラマ枠は珍しくなった(一時は民放5大ネットがすべてこうした番組を持っていた事もある。)が、当時は1時間を超えるドラマは特例であり、NHKが『土曜ドラマ』として数週連続番組を不定期に放映していた程度である。毎週のレギュラー番組としてこれを提供する試みは初めてであった。第1号であると同時に、後発のすべての他局番組よりも後まで同一時間帯同番組名で放送された長寿番組でもある。字幕放送[注 3]

当時、『土曜映画劇場』は放送できる作品が底をついて視聴率も低迷、新番組の企画を模索していたときにスティーヴン・スピルバーグ監督のアメリカのテレビ映画激突!』が、単発の長時間テレビドラマの可能性を示した事が企画の発端だったと言う。NETテレビの外画部で『激突!』等外国映画の購入を担当後、編成開発部に異動した高橋浩は、アメリカ合衆国におけるテレフィーチャー(テレビ用長時間映画)のブームが、日本でも5年遅れで流行ると予測して『土曜ワイド劇場』を企画[2]。制作本数の減っていた日本映画界の人材を活用し、同一番組で複数の外部制作会社に競作させると言う試みで『土曜ワイド劇場』はスタートした[3]

視聴者層は、F2層(35歳 - 49歳の女性)とF3層(50歳以上の女性)と呼ばれる主婦層が中心で[4]、開始時のキャッチフレーズは「映画館に行けない主婦のためのお茶の間映画館」で[5]、映画ファンをお茶の間に引き留めようとした長時間ドラマだったと言う。作品は旅情サスペンスが主流で旅ブームを先取りし、サスペンス物としてはやさしい犯人当てが特徴であった[4][6]

前後のミニ番組で変動はあるが、2012年10月以降は毎週土曜の21:00 - 23:06(JST)に放送されていた。主にミステリーサスペンス、それにホラーの単発物が多く、シリアスな物からユーモラスな物まで幅広いラインナップを誇っている。

初回の作品は早坂暁作の『田舎刑事』で、主演には映画『男はつらいよ』シリーズで国民的な人気を得ており、早坂の親友だった渥美清がキャスティングされた。当時、渥美は年に2回の『男はつらいよ』以外の出演は殆どなく、テレビドラマの出演は珍しかった為、これも話題になった。作品の評価も高く[7]、この年の芸術祭で優秀賞を受賞している。同作は後に土ワイ初のシリーズ作品となった。

初期は外国人原作物が多く、シリーズ物が少なく(前述の『田舎刑事』シリーズ程度だった。)、山口百恵の『野菊の墓』など文芸物や犯人が主役を行う作品等試行錯誤が続き[4][8]、当初視聴率的には苦戦していたが、1979年4月から2時間枠に拡大して素人探偵によるサスペンス物[注 4] に特化してから視聴率が上昇した[5]。初期の代表作は天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ[9]

1982年10月 - 1986年9月には月曜にも『月曜ワイド劇場』という枠が設けられていた[注 5]。その後1988年4月 - 1991年9月には火曜にも『火曜スーパーワイド』→『火曜ミステリー劇場』として20:00 - 21:48の枠で放送されていた。これもテレビ朝日制作を原則とし、年数本は朝日放送からの制作となっていた。

この番組の好調を受けて、他局でも長時間ドラマが次々と制作され、1981年には2大サスペンスの一角・日本テレビで『火曜サスペンス劇場』がスタートし、さらに1982年にはTBS裏番組として『ザ・サスペンス』をスタートさせる[5]


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