土曜ドラマ_(NHK)
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『土曜ドラマ』(どようドラマ)は、NHK総合テレビジョン1975年10月に開始され、終了と再開を繰り返しつつ断続的に放送されている連続ドラマ枠のタイトル。

通常クールごとに区切るドラマの定型と違い、1話完結もしくは数話(平均で5 - 6話=半クール程度)で終わる形態をとっている。

2011年10月から2013年3月まで放送された『土曜ドラマスペシャル』についても本記事で説明する。
歴史
創設当初

基本的に上半期(4月 - 9月)の休止をはさむ形[注 1]をとり、プロ野球のオフシーズンに当たる下半期(10月 - 翌年3月)を中心に放送されていた。

そのテーマソングも印象的な『阿修羅のごとく』をはじめとして、人気作家のドラマ化作品が多い。内容的には社会派ドラマ・ホームドラマ・推理ドラマなどが多い。1984年に枠としての放送は一時終了し、『ドラマ人間模様』(1984年4月 - 1988年3月)[注 2]を土曜日に放送した。

その後、プロ野球中継が主に衛星第1放送→BS1にシフトされたこともあり、1988年からほぼ通年で、断続的に1998年3月まで再び『土曜ドラマ』が放送された。1998年4月から2年間は『NHKドラマ館』として放送した。2000年の改編から21時台は『NHKスペシャル』を放送し、ドラマは平日に移ることになった(『ドラマ人間模様』にも経緯の記述がある)。
2005年から2010年まで

2005年12月、一連のNHKの不祥事からの経営再建を目指す一環で行う改編に伴って、『土曜ドラマ』は枠名として復活した。基本的な流れとしては、『月曜ドラマシリーズ』(2005年3月で一旦終了、その後『月曜劇場』として当初1クールごとに、『きよしとこの夜』との交代形式で放送し、7月に「ジイジ2」を放送)を引き継ぐ形を取り、スタッフの多くは23時のNHKの帯番組枠として2002年から2005年12月(アンコールを含むと2006年3月)まで放送された『よるドラ』シリーズから転籍してきたため、事実上『よるドラ』と『月曜ドラマ』の整理・統合ともいえる。

放送時間は『サタデースポーツ』などに替わり、毎週土曜22時 - 22時58分である。2006年4月8日『マチベン』からは、土曜21時台の『NHKスペシャル』が廃枠になったことと、23時台に海外ドラマ(韓国)を戻すため、1時間早まった21時 - 21時58分へ移動した(後に- 21時53分終了)。海外向けの『NHKワールド・プレミアム』でも総合テレビと同時刻での放送となっている)。

氷壁』開始当初から視聴率面では芳しくなく、1桁台を推移していたが、作品により2桁を獲得するものもあった。2010年1月にテレビ雑誌『テレビブロス』は番組枠「土曜ドラマ」として特集記事を組んだ。また、ほとんどの作品は半クール(5 - 6回程度)の中篇が主であり、10回前後の1クールの作品はほとんど放送されていなかった(ただし『土曜時代劇』や『月曜ドラマシリーズ』、『ドラマ10』など過去の作品で1クールをかけた長篇は年1 - 2本程度あった)。

最初期からあてはまることであるが、プロ野球中継がある日は放送時間が変更されたり、ドラマを編成しないこともあった(NHKは試合終了まで中継するため)。編成した日で中継が延長される場合は、時間が繰り下げられたり、中止して翌週以降に順延された。2006年4月22日の『マチベン』は21時45分からスタートしており(最初から45分遅く始まるように設定していて、試合が早く終わったため予定通りに放送)、同年5月27日の『ディロン?運命の犬』は休止している。

総合テレビで定期的に放送される特別番組日本の、これから』が21時台も放送する時は休止した。例外として2007年3月3日には、当時放送していた『ハゲタカ』を1時間繰り下げて放送し、替わりに『@ヒューマン』を休止した。

2006年9月頃から、直後に放送されていた番組『つながるテレビ@ヒューマン』(2007年4月15日から、日曜日23時 - 23時40分へ枠移動になった)のフライングスタートが取りやめられ、新聞のテレビ欄は21時 - 22時までの番組となっているが、放送時間は従前通り21時53分までで、21時53分 - 21時55分までの2分間は、ステーションブレイクフィラー)として番組宣伝などを、21時55分 - 22時は『NHKプレマップ』を放送している。また、2007年1月からはBSハイビジョンで先行放送が行われている(18時から18時58分。年度上半期はNHKプロ野球中継などで時間変更あり。2010年は基本的に本放送前日(金曜日)の18時50分 - 19時43分に放送)。

2010年4月以後、デジタル放送はステレオ2での解説放送が実施される(それ以前、『チャレンジド』が視覚障害者を取り上げた作品であることを踏まえ、デジタル・アナログともに解説を入れていたことはあった[注 3])。

テレビの完全デジタル化に伴う編成の抜本見直しに伴い、2010年10月の『チャンス』の放送終了をもって『NHKスペシャル』などの特別番組の編成枠となった[注 4]
2011・12年度(土曜ドラマスペシャル)

2011年に『TAROの塔』と『チャレンジド ?卒業?』の2作品が放送された後、同年10月からは土曜特集枠第2部(原則として21時 - 22時15分)の枠内で随時、『土曜ドラマスペシャル』として放送された。なお、この時期には夜に放送される現代劇の連続ドラマ枠として火曜日の『ドラマ10』(22時 - 22時45分もしくは22時50分)と、2011年10月新設の『よる★ドラ』(22時55 - 23時25分[注 5]があり、こちらは固定して続いているドラマ枠である。
2013・14年度

2013年4月以後は、土曜日の18-20時台を中心に家族層に受け入れられるレギュラー新番組が新設されたことと、22時台のスポーツ情報番組ゾーン強化に伴い、単発枠が事実上廃止になり(ただし長時間討論会やスポーツ中継など、従来通り単発番組を編成する場合もある)[1]、また地デジ・BSを通して連続ドラマ枠を再度強化する観点から、『土曜ドラマスペシャル』を発展解消し、定時連続ドラマ枠(通常編成時は21時 - 22時)としての『土曜ドラマ』が再開されることになった。随時『NHKスペシャル』もこの時間帯(主に、前作と新作の谷間の週。作品によって21時50分まで)に編成するほか、毎週月曜に『ミッドナイトチャンネル』枠第1部にあたる原則 0時10分 - 1時10分(日曜深夜)[注 6]にも再放送が行われたが、2014年10月度の改編でこの再放送が原則として土曜 0時10分 - 1時10分(金曜深夜)に時間枠を移転した。
2015年度

2015年度では、不定期で放送されていた『NHKスペシャル』が定期放送になったため、当番組は22時 - 22時45分に変更された[2]
2016年度

2016年度は2012年度以来4年ぶりに不定期放送に戻り、単発、もしくは2-3回程度の短期集中連続ドラマを中心にして編成予定であり、『NHKスペシャル』と交互に放送する。基本放送時間帯も21時 - 22時15分となるが作品によっては21時50分までの回もあるが、例外として4 - 6月に放送された「トットテレビ」は1本当たり28分の短縮版として20時15分 - 20時43分、10 - 11月に放送された「スニッファー嗅覚捜査官」は再び22時 - 22時43分で、この2つはNスペとの並列放送だった。
2017年度

2017年度は20時15分 - 20時43分の枠で放送された。
2018年度 -

2018年9月までは2017年度と同じく土曜日20時15分 - 20時45分の枠で放送したが、同10月以後は2016年度と同じく、原則としてNHKスペシャルと交互に21時 - 21時50分の枠で放送しており、連続放送である場合は1シリーズ5回程度、まれに『土曜ドラマスペシャル』の名義で単発や前後編なども放送する。

なお土曜日はこの時期から、18時5分 - 18時45分「土曜時代劇 → 土曜時代ドラマ」、23時30分 - 24時「よるドラ」と併せて連続ドラマ3枠体制がとられていた。なお、2021年度に「よるドラ」が月曜の22時45分 - 23時15分に移動、2022年度には「土曜時代ドラマ」が「特選!時代劇」に改題の上、日曜の6時10分 - 6時53分に移動したため、以後は1枠のみとなっている。


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