『土俵ガール!』(どひょうガール)は毎日放送(MBS)制作で2010年7月より9月までTBS系列で放送されたテレビドラマ。 元力士を父にもつモデルがひょんなことから廃部寸前の弱小相撲部でコーチをつとめることになり、部員たちと奮闘するスポ根コメディ。 キャッチコピーは「恋より、どすこい。」。 初回を除く各回の最初に、前回のダイジェストが流れ、本編へ入る。レギュラーのキャラクターには毎回、軍配とその右側に役名が表示されていた。 2010年12月3日にDVD-BOXが発売された。
概要
佐々木希は本作が連続ドラマ初主演で[1]、毎日放送の深夜ドラマ枠の作品では本作が初の女性主演作となる。また、当ドラマの放送を行う放送局数は本放送枠設立以来最多となる。
キャスト
レギュラー
主人公
若林 光/KOH(わかばやし ひかり/コウ) - 佐々木希(幼少期:赤石那奈、少女期:大音真由美
強に仕込まれ、ちびっこ相撲の横綱となったが、5年前に好きだった田中島に振られたのがきっかけでダイエットし、過去を封印して、一流のモデルを目指し「KOH」の名前でスーパーのチラシモデルをやっている。詠介の熱意を受け、注連縄高校相撲部のコーチを引き受けることに。相撲部員たちからは「親方」と呼ばれている。強同様に牛丼が好き。相撲の県大会とパリへの出発の日が重なったことを田中島に知られ、田中島がWORLDの社長・弘子に延期を申し込み、翌日にパリへ旅立つ。役名表示の色は、ピンク。
注連縄高校
柳本 詠介(やなぎもと えいすけ) - 中村倫也(幼少期:杉山颯)
相撲部員。ちびっこ相撲で光の取組を見て以来、ずっと憧れている(ただし、光が女性だったことは知らなかった)。光にコーチを依頼する。役名表示の色は、青。
辻巻 花子 - 赤井沙希
相撲部マネージャーでやる気がなかったが、想いを寄せている詠介のために協力し、部員に転向。役名表示の色は、オレンジ。
広崎 祥一 - 古原靖久
学校一の不良で喧嘩っ早い。花子に何度も告白しているが相手にされず、花子に近づくために相撲部に入部。役名表示の色は、赤。
サトヤン・スタニスラス・ズドラフコフ - 安藤龍
ブルガリアからの留学生で剣道好き。相撲部に入部。役名表示の色は、緑。
太田 平次郎 - 西洋亮
卓球部員の補欠で他の部員にいじめられていたが、相撲部に転部。役名表示の色は、青。
池辺 成雄 - 秋元龍太朗
相撲部員だが、部室にも顔を出さない幽霊部員だった。学校一のナルシスト。役名表示の色は、赤。
田中島 悟(たなかじま さとる) - 忍成修吾
卓球部顧問。相撲部を目の敵にし、廃部させようとする。「田中島ファイナンス」の御曹司。高校時代、光からの告白を断った過去があり、当時とは別人になった光を見てもまったくわからなかったが、偶然光の肩に触れた瞬間、同一人物だと気づいてしまう。その後は話し方が敬語になり、光に告白したが、振られる。ラストで光がパリに行く代わりに、1年間臨時でコーチをする。役名表示の色は、赤。
その他
沙織 - 田島ゆみか
光の後輩モデル。詠介が光にコーチを依頼した時に、光の子供の頃の写真を偶然手に入れ、過去を知ってしまう。それ以来、写真を持ち歩いており、自分ではなく光がモデルに選ばれた時は光が出演できないように写真を見せびらかそうとして脅している。