園原屋正助
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園原屋 正助(そのはらや しょうすけ、生没年不詳)とは江戸時代末期から明治時代にかけての地本問屋
来歴

園正、海寿堂と号す。丸山氏。嘉永から明治期に活動した。嘉永期に橋本町2丁目安兵衛店、後に神田佐久間町3丁目善兵衛店で地本問屋を営業するが、安政2年(1855年)、隠し彫りの一件で所払いとなった。神田松下町[1]、後に文久1年(1861年)6月には柳原新地金蔵地借にて明治まで地本問屋を営業している。地本草紙問屋仮組(新組)の一軒。歌川貞秀4代歌川国政錦絵を出版している。また万延1年(1860年)11月、書物問屋に加入している。
作品

歌川貞秀 「東海道近江八景一覧之図」 大判3枚続 文久3年(1863年)
国立国会図書館所蔵

歌川貞秀 「墨利堅国大船之図」 大判6枚続 元治1年(1864年)

歌川貞秀 「大調練之図」 大判5枚続 慶応2年(1866年)

4代歌川国政 「聖徳太子御開帳諸職人出迎図」 明治8年[1]

出典^ a b 『浮世絵の基礎知識』152頁。

参考文献

日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第3巻 大修館書店、1982年 ※139頁

吉田漱 『浮世絵の基礎知識』 雄山閣、1987年


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