国際興業バス池袋営業所
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国際興業 池袋営業所
国際興業バス池袋営業所
所在地東京都豊島区千早1丁目17番1号
営業開始1950年
主な運行担当区域池袋駅西口周辺を中心
備考1950年の国際興業バス発足から現在に至るまで所在地を変えたことがない唯一の営業所。

プロジェクト バス

ポータル バス

国際興業バス池袋営業所(こくさいこうぎょうバスいけぶくろえいぎょうしょ)は、東京都豊島区千早に位置する国際興業バスの営業所である。

主に豊島区板橋区を中心に中野区北区へ乗り入れる路線を担当する。
目次

1 概要

2 沿革

3 現行路線

3.1 池袋駅 - 池袋車庫線

3.2 池袋駅 - 熊野町循環線

3.3 池袋駅 - 要町循環線

3.4 池袋駅 - 中丸町循環線

3.5 池袋駅 - 日大病院線

3.6 サンシャインシティ南 - 池袋駅 - 江古田二又線

3.7 池袋駅 - 中野駅線

3.8 池袋駅 - 高島平駅 - 高島平操車場線

3.9 日大病院 - 赤羽駅線

3.10 王子駅 - 板橋駅線

3.11 深夜急行バス

3.12 高速路線


4 廃止・移管路線

5 脚注

5.1 注釈

5.2 出典


6 参考文献

7 関連項目

8 外部リンク

概要 1936年頃の国際興業バス前身事業者の路線網

国際興業バス発足時からある古い営業所だが、所管路線の歴史は戦前の池袋乗合自動車にまで遡る。右図緑色の線は1936年頃の同社路線だが、現在の池袋、練馬周辺における国際興業路線の骨格となる部分が既に開通している。ただし細かい経路、とりわけ池袋駅から川越街道間が大きく異なっているが、その理由としては「池袋駅西側の道路が未整備だった」「板橋警察署付近に向かう人の流れが多かった」点が考えられる。板橋警察署付近は当時官公庁や商店が多く集まる地域の中心地で、早くから市電が開通していたため、池袋乗合の沿線から東京の中心部に向かうにもここで市電に乗換えるのが効率的だったのである。

池袋乗合は1937年に東京横浜電鉄へ買収されて傘下に入り、1940年には同じ東横系の中仙道乗合自動車に合併、さらに戦時下の1944年に大東急のもとで中仙道乗合は東都乗合自動車に合併した。この間、池袋駅東口に市電が開通して武蔵野デパートが開業、戦後にかけては池袋駅西口の道路も整備されるなど、池袋の町は徐々に姿を変えていった。

このような駅周辺の発展に加え、豊島区西部の宅地化が進んだことで終戦より池袋駅を起点とする路線の新設が進められた。豊島区史によれば、1948年から東都乗合の末期にかけて、いずれも池袋駅を起点に「大山・千川循環」「上板橋・豊島園線」「中野駅・椎名町八丁目(現:南長崎六丁目)線」が開通している。国際興業バスとなってからも、「(練馬総合病院経由・茂呂経由)江古田線」「日大病院線」「熊野町・要町経由内回り循環」など、毎年のように路線新設が行われた。

昭和30年代に入ると、路線は練馬区や板橋区の郊外にも延伸され、「練馬区役所 - 常盤台・徳丸線」などといった池袋駅を発着しない路線も登場した。これらは1958年に練馬分車庫が開設されてこの地域の路線を受け持つようになり、1962年の営業所再編では廃止となる巣鴨の路線を吸収し、練馬営業所として独立した。

この頃から昭和40年代前半にかけては、自動車数の増加に伴い規制が敷かれたり、新しい道路が開通するなどして交通の流れが大きく変わった時期だった。バスもこの影響を免れることが出来ず、池袋営業所では江古田・小茂根付近を走る路線のうち、狭隘路を走る区間を一部廃止して環七通り川越街道経由にするなどの大幅な経路変更を行っている。しかし、こうした利用者のニーズとは無関係な経路変更を行ったことがバス離れに拍車をかけ、運行を維持出来ずに廃止された路線も少なくない。

1983年には営団地下鉄有楽町線営団成増(当時の名称) - 池袋間が開業し、エリアの重なる池袋の路線は大打撃を受けた。これにより7月に大規模な再編が実施され、並行する池01、池08が廃止された。これ以降、大規模な改変は実施されずに僅かな経路変更・路線延伸程度に留まっており、この時点で路線数は概ね現在の規模となった。
沿革

この節の加筆が望まれています。


1950年12月1日 - 国際興業バス池袋営業所が発足。

1958年9月1日 - 練馬出張所(現:練馬営業所)を開設。

1962年8月1日 - 練馬出張所が巣鴨営業所の一部を統合し、練馬営業所として昇格。

199x年 x月 x日 - バス共通カードを導入。

1999年6月1日 - 路線バス車内で雨傘の販売を開始。

2007年9月28日 - ICカード乗車券PASMO)を導入。

2010年3月15日 - バス共通カードの販売を終了。

2010年7月31日 - バス共通カードの取り扱いを終了。

2018年7月31日 - 路線バス車内で雨傘の販売を終了。

現行路線
池袋駅 - 池袋車庫線

池80:
池袋駅西口 - 池袋車庫
池袋車庫方向のみ「要町駅」を経由する。

池袋駅西口を発着する全系統のうち、池袋駅側との出入庫はこの池80で行う。池袋駅から短距離であることや、池02、池03などの循環路線が循環区間からそのまま出入庫を行うこともあり、同区間を回送で出入庫を行う場合がある。
池袋駅 - 熊野町循環線

池02:
池袋駅西口 → 要町駅熊野町中丸町坂下 → 水道タンク裏 → 要町駅 → 池袋駅西口

池82:池袋駅西口 → 要町駅 → 熊野町 → 中丸町坂下 → 水道タンク裏 → 要町駅 → 池袋車庫

池82:池袋車庫 → 要町駅 → 熊野町 → 中丸町坂下 → 水道タンク裏 → 要町駅 → 池袋駅西口

1953年頃:新設。

現在、池袋駅西口から運行されている三つの循環路線の一つである。板橋区南町、豊島区千川高松周辺の住宅地を反時計回りで循環する(時計回りは要町循環)。

開設から1960年代頃までは逆回りで運行されていた。すなわち、現在の熊野町循環が「要町循環」と呼ばれ、現在の要町循環のルートは、西光院前(現:南町)停留所をとって「西光院循環」と呼ばれた[1]。これらのルートが交換されたのは1970年代のことである。

かつては内回り循環という案内名称を持ち、「熊野町経由内回り循環」の表示で運行していた[注 1]
池袋駅 - 要町循環線 池03 (1038)


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