国際自動車連盟
略称FIA
設立1904年
種類非営利国際機関、国際競技連盟
目的自動車モビリティの促進
自動車スポーツの促進
本部 フランス・パリ
所在地コンコルド広場
公用語フランス語
英語
会長モハメド・ビン・スライエム
ウェブサイトwww.fia.com
国際自動車連盟(こくさいじどうしゃれんめい、フランス語: Federation Internationale de l'Automobile)は、世界各国の自動車団体により構成される非営利の国際機関、国際競技連盟。略称はFIA。本部はフランスのパリにある。2021年以降の会長はモハメド・ビン・スライエム。 1894年、史上初の自動車レースとされる「パリ-ルーアン (Paris?Rouen
歴史
AIACRは第二次世界大戦終戦後の1947年に改組され、国際自動車連盟 (FIA) となった。
1978年、CSIはジャン=マリー・バレストル会長の指揮のもと、FIAの中でスポーツ行政を受け持つ下部組織・国際自動車スポーツ連盟(英語版) (Federation Internationale du Sport Automobile, FISA) に改編された。FISAはF1の運営を巡ってバーニー・エクレストン会長率いるF1コンストラクター協会 (FOCA) と激しい抗争 (FISA?FOCA war) に及んだが、1981年に合意したコンコルド協定を基に共同運営を行うことになった。バレストルは1985年よりFIA会長も兼任し、強権をかざしてのレギュレーション改革やレース運営を左右する言動も多く、論争を起こすことも厭わなかった。
1991年、FOCAのマックス・モズレーがFISA会長選で当選。モズレーが1993年にFIA会長にも就任すると、同年6月にFISAを組織撤廃し[4]、代わりに世界モータースポーツ評議会 (フランス語: Conseil Mondial de Sport Automobile, 英語: World Motor Sport Council) を新設した。バレストル時代を終わらせたモズレーも、安全性や費用削減を理由に強引な改革を進め、競技者側の自動車メーカー連合と対立するようになる。2009年のF1分裂騒動に幕を引く形で4期16年の権力から去り、ジャン・トッドが新会長に就任した。
トッドは道路の交通安全運動と、ハイブリッド (HV)やEV技術のモータースポーツへの導入促進に力を注いだ。 FIAの活動の趣旨は、世界各国の自動車団体(自動車連盟や自動車クラブ)とその登録会員(オーナードライバー)の権益を代表し、国際的な振興を目指すことである。世界125カ国、213の自動車団体が加盟し、総会員数は1億人を超える ⇒[1]。国際運転免許証発行の便宜を図るほか、自動車の安全確保(ロードサービス
活動
また、世界中の四輪モータースポーツの統轄機関という役割をもち、競技ルール(スポーティング・レギュレーション)や技術規定(テクニカル・レギュレーション)の制定、レース記録の公認、競技施設の安全性監督、ドライバーへのライセンス発行など多岐の業務を行う。