国際競馬統括機関連盟(こくさいけいばとうかつきかんれんめい、International Federation of Horseracing Authorities:IFHA)とは、競馬統括機関の事務局長クラスが集まって競馬の政策、運営上の規則を統一、情報経験の交換、相互援助、共同研究を目的としている。1961年にアメリカ・イギリス・フランス・アイルランドの4ヶ国による連絡委員会がパリで開催されたため、パリ国際競馬会議とも呼ばれる。
なお、日本は1973年の第7回から参加し[1]、加盟代表12名で構成される執行協議会の一員となっている。
執行協議会
組織
ヨーロッパ
オリビエ・デロワ(フランス・FG)
ジュリー・ハリントン(イギリス・BHA)
ブライアン・カヴァナー(アイルランド・HRI
出典:[3]
下部組織
禁止薬物および行為に関する諮問委員会(ACPSP)[4]
遺伝子ドーピング管理小委員会[5]
馬の国際間移動に関する委員会(IMHC)[6]
国際格付・番組企画諮問委員会(IRPAC)[7]
ワールド・ベストレースホース・ランキング委員会(LWBRREC)[8]
専門諮問委員会(TAC)[9]
裁決ルールの調和に関する委員会[10]
騎手の健康・安全・福祉に関する国際会議(ICHSWJ)[11]
馬の福祉に関する委員会[12]
国際血統書委員会(ISBC)[13]
出典:[14][15] IFHAは2015年より、前年の年間レースレーティングを元に、2歳戦を除くG1レースのレーティング上位100競走を世界のトップ100 G1レース(THE WORLD'S TOP 100 GROUP/GRADE ONE RACES for 3yo's and upwards)として、毎年1月に発表している。 年間レースレーティングは、当該レースにおける上位4着までの馬の公式レーティング(当該馬がその年度に得た最高レーティング)の平均値をいう。競走の質を表すこの数値は、格付け審査等に用いられる。なお、牝馬限定競走以外のレースで、上位4着までに牝馬が入着した場合には、当該馬に牝馬アローワンス(一律4ポンド)を加算して算出する。なお、当初2年は前年ではなく直近3年のレースレーティング平均値によってランキングを発表していた。2013年には当ランキングの前身となる世界のトップ50 GIレースを発表しているが、2014年には同種のランキングは発表していない。 年度レーティング名称トラック距離区分国競馬場
かつて存在した関連組織
国際セリ名簿基準委員会(ICSC)[16]
トップ100 G1レース
各年のレーティング1位
2023[17]126.75ジャパンカップ芝2400mL 日本東京