国際放映株式会社
INTERNATIONAL TELEVISION FILMS, INC.本社所在地である東京メディアシティ
種類株式会社
市場情報東証JQ 9604
2011年2月14日上場廃止
本社所在地 日本
〒157-0073
東京都世田谷区砧五丁目7番1号
設立1948年4月26日
業種情報・通信業
法人番号2010901004113
事業内容映画、放送番組等の製作、賃貸借、売買 他
代表者代表取締役社長 星野智彦
資本金1,000万円
売上高非公表
純利益5493万5000円
(2023年2月期)[1]
総資産67億8172万4000円
(2023年2月期)[1]
従業員数16人(2022年2月現在)
決算期2月末日
主要株主東宝 100%
(同社の連結子会社)
主要子会社株式会社ケイエッチケイアート
外部リンクhttps://www.kokusaihoei.co.jp/
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国際放映株式会社(こくさいほうえい、英: INTERNATIONAL TELEVISION FILMS, INC.、略称:KHK)は、東京都世田谷区砧に本社を置く貸しスタジオ業(不動産賃貸業)、放送番組の制作を主力事業として、映画製作する会社である。
東宝の子会社で、阪急阪神東宝グループの一社である。旧・新東宝の後身の一社で、旧・新東宝作品の著作権の大半[注 1]を保有しており、作品がDVDで発売される場合や名画座で再上映される場合などに著作権者として国際放映が記される。
火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場、東海テレビ制作昼の帯ドラマなどの制作プロダクションの一つであり、石井輝男など旧・新東宝出身の監督も二時間サスペンスを中心にテレビドラマを製作した。
1970年代初期まで、アニメ制作会社の東京ムービー[2]を傘下に置いた[3]。
沿革
1948年 - 株式会社新東宝を設立する。
1961年 - 新東宝が倒産し、清算会社としての「新東宝」と、新東宝自体の配給部門と子会社の新東宝配給を統合した配給部門の「大宝株式会社」、制作部門の「ニッポン・アートフィルム・カンパニー (NAC) 」の3社に分割された。NACは、新東宝の母体であった東宝と、東京放送、フジテレビジョン[4]の出資を受けて制作部門を引き継ぎ、新東宝作品の著作権を管理する受け皿会社を設立した。
1962年 - TBS『影の地帯』でテレビドラマに進出し、テレビ進出以後は業績が良化して経営再建に成功した。
1964年 - 商号を国際放映株式会社に改称し、安部鹿蔵が初代社長に就く。
1970年 - 店頭市場(現在の東京証券取引所スタンダード)に株式を公開する。
1992年 - 本社スタジオの全面改築が竣工する。TBS、フジテレビ、関西テレビ放送の共同施設東京メディアシティとなる。
2007年9月 - フジテレビが、自社スタジオ「フジテレビ湾岸スタジオ」完成に伴い、東京メディアシティと賃貸契約を解除して退去する。
2010年9月28日 - 筆頭株主である東宝と協議し、同社による完全子会社化を目的とした株式公開買付け (TOB) を実施[5]した。
2011年
2月14日 - 株式の上場を廃止[6]した。
2月17日 - 東宝の完全子会社となる[7]。
2014年3月1日 - 子会社の「東京メディアエンタープライズ」を吸収合併する[8]。
2018年5月31日 - テレビドラマ制作事業から撤退[9]した。
代表作
テレビドラマ
渥美清の泣いてたまるか (TBS)
夕陽丘3号館(TBS)
東京バイパス指令(日本テレビ)
無用ノ介(日本テレビ)
太陽にほえろ!(日本テレビ)
弁護士・朝日岳之助(日本テレビ)
刑事・鬼貫八郎(日本テレビ)
サンキュー先生(テレビ朝日)
猿飛佐助(日本テレビ)
水滸伝(日本テレビ)
西遊記(堺正章版。日本テレビ)
俺たちは天使だ!(日本テレビ)
黄土の嵐(日本テレビ)
お父さんは心配症(朝日放送)
私鉄沿線97分署(テレビ朝日)
法医学教室の事件ファイル(テレビ朝日)
愛の祭(東海テレビ)
運命の森(東海テレビ)
先生はワガママ(朝日放送)
ダブルマザー(東海テレビ)
男の選びかた(東海テレビ)
はるちゃんシリーズ(東海テレビ) - 「3」以降。「1」・「2」は親会社の東宝が製作。
仕掛人・藤枝梅安(フジテレビ)
女医・優?青空クリニック?(東海テレビ)
アタックNo.1(テレビ朝日)
契約結婚(東海テレビ)
吉祥天女(テレビ朝日)
美しい罠(東海テレビ)
アンナさんのおまめ(テレビ朝日)
金色の翼(東海テレビ)
もうひとつの象の背中(テレビ朝日)
コインロッカー物語(テレビ朝日)
白と黒(東海テレビ)