国語_(歴史書)
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出典検索?: "国語" 歴史書 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年12月)

『国語』(こくご)は、中国春秋時代を扱った歴史書である。著者は『春秋左氏伝』の著者とされる左丘明であると言われているが定かではない。実際は戦国末期の史書であるという説もある。だが、古くから『春秋左氏伝』の「外伝」であると言われており(『漢書』の中では「春秋外伝」という名称で呼ばれている)、両者には何らかの関係があると考えられている。
内容

西周後期から『春秋』の終わりとされる紀元前481年までの・魯の2ヶ国と春秋五覇とされるの5ヶ国、そしての計8ヶ国(「鄭語」については元々は「周語」の一部であり、本来は7ヶ国構成だったといわれている)の王侯や文武官の言動(語)を採集・記録して21篇に纏めたものだと言われている。孔子が否定的であったために『春秋』などでは扱われなかった占いや予言、権謀術数に関する記事も取り上げられており、儒教的なフィルターがかかっていない、より本来の原史料に沿った記述がなされているとされている。

「呉語」「越語」では呉越の争いを中心にしており、出来事や人物に対する集中的な叙述が見られる。しかし『春秋左氏伝』よりも固く平坦な文章で書かれている。全二十一巻のうち九巻が「晋語」である。
評価

中国古典の代表的な史書として挙げられるのは、『春秋左氏伝』、『史記』、『漢書』と、この『国語』である[1]。これらの書物は歴史の記録であるから、かなり儒教的なイデオロギーから解放されるはずではあるが、著者の史観によって左右される要素がある。その中で『左伝』、『史記』、『漢書』は堂々たる体系を持っているのに対して、『国語』だけは断片的な資料としての指摘がある。柳宗元は「国語はその文章が深淵で迫力があり、世人が愛読して寝食を忘れるぐらいである。しかし、その内容はすべて荒唐無稽の馬鹿馬鹿しい大ぼらで、聖人の道にそむく」と厳しく糾弾し、『非国語』を著している[2]

南宋朱熹は内容のみならず文体もまた非難の対象にしている。その一方で後漢賈逵や三国時代韋昭虞翻などが注釈を著し、北宋蘇軾が柳宗元の批判に反論している。
構成
周語上

周語中

周語下

魯語上

魯語下

斉語

晋語一

晋語二

晋語三

晋語四

晋語五

晋語六

晋語七

晋語八

晋語九

鄭語

楚語上

楚語下

呉語

越語上

越語下

主な注解

『国語
新釈漢文大系66・67』、大野峻、明治書院(上・下)、1975-77年

『国語 中国古典新書』、大野峻、明徳出版社、1969年 - 抜粋版

脚注[脚注の使い方]^ 4作を合わせ「左国史漢」と通称する。


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