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国立科学博物館
National Museum of Nature and Science
日本館
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施設情報
愛称科博、かはく
前身東京科学博物館・東京教育博物館
専門分野自然科学
収蔵作品数500万4,294点(2022年度時点)[1]
うち常設展示は約1万4千点(2011年度時点)[2]
来館者数206万5,342人(2022年度、分館等含む)
184万2,929人(2022年度、上野本館)[1]
館長篠田謙一
研究職員62人(2020年度)[3]
管理運営独立行政法人国立科学博物館
年運営費35億5,051万7,000円(2023年度)[1]
建物設計本館 - 日本館?糟谷謙三(文部省大臣官房建築課)
地球館?国土交通省関東地方整備局、芦原建築設計研究所[4]
延床面積79,000m2(2023年4月1日時点、分館等含む)
33,612m2(2023年4月1日時点、上野本館)[1]
開館1926年11月2日(開館式挙行日。設立は1877年1月)
所在地〒110-8718
東京都台東区上野公園7番20号
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分58.89秒 東経139度46分35.16秒 / 北緯35.7163583度 東経139.7764333度 / 35.7163583; 139.7764333
国立科学博物館(こくりつかがくはくぶつかん、英: National Museum of Nature and Science、略称:かはく、科博)は、独立行政法人国立科学博物館が運営する日本の博物館。
概要上野本館 地球館 1階の展示
国立科学博物館は「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館である(独立行政法人国立科学博物館法[5]:第3条)。当館は博物館法[6]における分類としては、博物館ではなく、博物館相当施設である。これは博物館法が国の施設を範疇としていないためである[注 1]。全国の博物館の指導的な立場としての事業を数多く行っている。独立行政法人[7]化によって国から切り離されたが、その後も名称に「国立」を冠している。これは海外との関わりにおいて国の機関であることを示す必要があるために認められた特例である。
施設は、東京都の2か所と茨城県つくば市の1か所、計3か所に分散している。展示施設は、東京都台東区の上野恩賜公園内に所在する上野本館、東京都港区の白金台に所在する附属自然教育園、茨城県つくば市に所在する筑波実験植物園(通称、つくば植物園)と昭和記念筑波研究資料館(筑波実験植物園の敷地内、一般には非公開)がある。研究部門は、新宿区百人町(新宿分館)とつくば市(筑波実験植物園の敷地内)とに分散して所在していたが、2012年に筑波地区に集約された。
なお、上野本館と呼称される際は、上野地区の施設全体を指す場合と、その中の日本館と呼ばれている建物のみを指す場合とがある。
一般的に国立科学博物館と上野本館の施設は同義である。エントランス側に面している日本館と呼ばれている建物は当館のシンボルとして強く人々の間で印象づけられている。
近年の独立行政法人化によって、国としての役割を担うように強く求められている。行政改革の流れで国立博物館との合併や国立文化財機構への統合が取りざたされたが、現時点では統合されることなく運営されている。なお当館同様、日本科学未来館は国が関与する科学系の博物館ではあるが、互いに全く関係がない法人である。
なお本記事では、主として上野本館について触れる。それ以外の施設については、それぞれの項目を参照のこと。教育博物館
当館は1872年、湯島聖堂内に博物館を設立したことに起源をもつ。創立は1877年に教育博物館が設置されたときとしている。その後、高等師範学校の附属となり、博物館としては活動が停滞していた時期もある。大正時代に科学博物館設立の機運が高まったことを受けて、1930年上野公園内に新館(現在の日本館)が建てられ、その翌年には東京科学博物館と改称され、東京市の施設となった。1949年には国に移管され、現在の国立科学博物館となる。その後、自然教育園や資源科学研究所を組み込んだ。筑波研究学園都市の開発に伴って、筑波実験植物園が附属施設として設置された。これによっておおまかな現在の拠点がそろうことになる。
年表
1871年 - 文部省に博物局を設置。
1872年
3-4月 - 湯島聖堂大成殿内にて国内初の博覧会開催。
5月 - 湯島聖堂内にて博覧会の一部資料を定期的に公開する「文部省博物館」を設置。