座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度03分40秒 東経135度47分00秒 / 北緯35.0611度 東経135.7833度 / 35.0611; 135.7833
国立京都国際会館地図国立京都国際会館(こくりつきょうとこくさいかいかん、英語:Kyoto International Conference Center、略称:ICC Kyoto)は、日本の国際会議施設の一つ。京都府京都市左京区岩倉に所在し、宝が池公園に隣接する。運営は、公益財団法人国立京都国際会館。日本で最初の国立の会議施設であり、ここで京都議定書が採択された。
敷地面積156,000m2。建築物は、日本人建築家・大谷幸夫の設計による代表作である。 1966年(昭和41年)5月21日[1]、日本で最初の国立の会議施設として開設された。それに先立って開業した東海道新幹線の京都駅が在来線に併設となったのも、市や地元財界などがこの施設への利便性を強く主張したことが大きな要因の一つとなっている。国立京都国際会館、会議場(本館) 国が主催となって1963年(昭和38年)に開催された建築コンペ(建築設計競技)で、195点の応募作品から選考された。 設計上の特徴は、日本古来の合掌造り様式と現代的建築様式の融合。施設の一部(宴会場の一つ)は1973年(昭和48年)の増設[1]。付属施設として池と木々からなる日本庭園があり、現代的建造物との対比を演出するとともに、隣接する宝が池への導線上に位置づけられている。 本館のみであった1967年にBCS賞を受賞。1988年、展示棟で同じくBCS賞受賞。 1993年、BELCA賞受賞。1998年には、公共建築百選に選定される。1999年、「日本の近代建築20選」に選定され、同評価は2003年9月、「DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に引き継がれた。また、「優良ホール100選」にも選定されている。 土地・建物は国が保有(国土交通省近畿地方整備局京都営繕事務所が所管)しているが、「国有の会議場施設の管理の委託等に関する特別措置法」(昭和40年法律第133号)に基づいて京都市に管理が委託され、さらに「財団法人国立京都国際会館」に再委託されている。 京都議定書を採択した「地球温暖化防止京都会議」(京都会議)や国連軍縮会議、国際電気通信連合全権委員会議、国際捕鯨委員会科学委員会及び総会、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)締約国会議、ユネスコ世界遺産委員会、アジア欧州会合 (ASEM) など、重要な国際会議が行われている。
建設
建築・設計
設計:大谷幸夫、および、大谷研究室
用途:会議場、展示施設、宴会場、多目的施設
竣工:1966年、1985年、1998年
延床面積:45,764m2
所在地:京都市左京区岩倉南大鷺町422番地
会議場(本館)
設計:大谷幸夫
用途:会議場、展示施設、宴会場、多目的施設
竣工:1966年(昭和41年)
開館:同年5月21日 [1]
延床面積:34,547m2(うち、2,366m2は1973年の増設分) [1]
国立京都国際会館、アネックスホール内部
イベントホール
設計:大谷幸夫
用途:会議場、展示施設、多目的施設
竣工:1985年(昭和60年)
開館:同年4月2日 [1]
延床面積:7,977m2 [1]
アネックスホール
設計:大谷幸夫(大谷研究室)
用途:会議場、展示施設、多目的施設
竣工:1998年(平成10年)
開館:同年4月1日 [1]
延床面積:4,146m2 [1]
ニューホール
設計:日建設計
用途:式典・表彰式、パーティー、イベント、展示・商談会など
竣工:2018年9月19日
開館:同年10月1日
延床面積:4,500m2
建築物の評価
管理・運営
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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